今日は朝早く起きて、只今京セラドーム大阪に向かうべく電車に乗っています。久々のプロ野球(オリックスバファローズ)観戦。今年は入場制限が5千人までだし、球場でも声を張り上げて応援したり、旗を降ったり、風船を飛ばしたり、応援団の鳴り物応援も全て今の所ない状態での現地応援になる。最初それを聞かされた時は「そんなんで球場観に行ってもなんにも面白くないやん‥。もう今年は野球にも興味を持たない年になりそうやな。ケーブルテレビも解約しよう」と本気で思っていた。非常に気持ちが萎えたのを覚えている。元来、外野席で鳴り物応援に合わせて試合を観るのが僕の野球の楽しみ方であるので、そもそも応援団のいないプロ野球なんて、味噌が入ってない味噌汁みたいなもの(味噌入ってなかったらそもそも味噌汁とは言わないけど‥)やないか!?そんなんなんの味気もあらへん!!と誰に向けて良いものか分からない怒りさえ感じていました。


今年は野球なぞ行くものか!と思っていた時に、5千人限定で球場にお客さんを入れる事が決まりました。という情報が流れてきた。まだ全然鳴り物のない野球には魅力を感じていなかったけど、「客入れ一発目といえば開幕戦と一緒。とりあえず初日だけは一応行ってみるかな!?それで今年の現地は終わりにしよう」と思いいつもと違う内野席でチケットを取った。球場に着いてみるとサーモグラフィーで検温されたり、ビールの売り子さんも通路に立っていてそこにみんなが買いに行くスタイル。やっぱりこんなんでは盛り上がらないよな‥。と感じてプレイボール。


結果的に言うと、その日はオリックスの新外国人のロドリゲス選手の9回裏2アウトからの逆転3ランで見事なサヨナラかち。近年でも稀に見る凄い試合を観たのですが、自分でビックリしたのは、いつもなら試合中に2〜3回行く喫煙所でのタバコタイムを1度も取らなかった事。それだけ試合に夢中になって、タバコも吸わずに心の中はじんわりと熱くなっていた。あれっ!?なんか分からないけど楽しい‥。これまでプロ野球に来て感じたことのない楽しさが心の中を駆け巡った。自分は応援する事が好きで野球のプレー自体にはそもそもそんなに興味がないと思ってた人種なので、自分がこんなに野球が好きで、そして声も出さないで静かに闘志を燃やして応援する事が出来る様になってる事に少し大人になったとも思った。勿論鳴り物応援が1番好きだから、早くギュウギュウの外野席で点が入ったら周りにいる人達とハイタッチして喜びを分かち合える様な野球観戦がしたいのだけど、今回の規制で、自分の野球に対する姿勢が考えてた以上に真摯に向き合ってる事にも気付いたんです。応援好きで野球好きやとは思ってなかったので、かなり意外やった。


そんなこんなで、今年現地に行くのは3回目。運良く行った2試合は勝っている💫。今日も勝つ事を静かに願って現地で応援します📣。


絶対勝つぞーバファローズ(^ー^)!!