昨日のウォーキングで永遠にサブスク解禁になった「センチメンタルバス」を聴いていたので心が完全に20年以上前に戻ってしまった。今日は珍しく朝早く起きたので朝から、カジヒデキ、小沢健二、ピチカートファイブ、フリッパーズギター、ショコラなど90年代

渋谷系のオンパレードになっている。特に胸に来たのがベタなのですがショコラの「ブルーでハッピがいい」昔この曲が出た頃は作詞作曲がカジヒデキさんという事と、ショコラの透明感あるルックス、そして何より曲のキャッチーさで狂うように聴いていたんだけども、今齢40にして聴くと、この「ブルーでハッピがいい」という言葉にとてつもなく共感を覚えてしまう。

 

 

この言葉のキャッチーさは初めて聴いた時から凄いと思っていたのだけど、今はリアルに自分の生活の中に入り込んでくる。先のことや自分はどうなっていくんだろうか!?という事を思うと(ブルー)になってくるんだけど、日々の生活の中のちょっとしたことに喜びを感じたりも出来てるのでそこは(ハッピー)なのである。過去の思い出補正だけではなくて、今現在として聴ける言葉とメロディー。こういう音楽があるということだけでも幸せなのかもしれない。90年代に十代を過ごせた事を誇りにも思ったりする。

 

 

90年代の好きだったアーティストを言い始めるとキリがないのでやめておきますが、自分の趣味というか好みの服やデザインとか細かくいうとちょっとした仕草に至るまで、今でも90年代の陰影を追い続けてるのではないかなと思うことがある。人には完全なオリジナリティなんて存在しない。どこかで誰かの影響を受けて、あるときはそれを丸パクリしたような時もあったりする。だからこそ(どこに影響を受けたのか)といった事はその人のバックボーンになるからとてつもなく大事な部分になって来たりする。例えばハードロックやヘビメタなどに影響を受けた人はポップスをやっていたとしても、なんか雰囲気は残ってしまう。ビジュアル系が好きやった人もそうやしメロコアが好きやった人もそう。いくら色んなもんでコーティングしても残り香がするもんです。その点、僕は渋谷系にかぶれていた残り香はガガガSPを見てるだけでは全く分からないと思う。そこがプロなんですよね(笑)。

 

 

自分が音楽を始めようと思った時に、自分の趣味ややりたい系統の音楽や主張を完全にかき消した。まず自分の容姿や声、そして得意としてる事ややれそうな事をピックアップしてそこから取捨選択していったのがガガガSPだった。ガガガSPにおいて言えば、その当時あまり注目っされてなかった70年代フォーク。特にURCなどのアングラフォークをヒントにして、そこから流行っていたパンクサウンドをあてていくというコンセプトにした。そして僕自身のキャラクターは(なんだかよく分からないけど凄い人)を目標に定めた。当時なら泉谷しげるさんを筆頭に、三代目魚武濱田成夫さんや「夕日のドラゴン」に出ている頃のユースケサンタマリアさん。皆さん功績もキャリアももちろんあるのですが、一般的に見たらなんだかよく分からないけど勢いがあって凄い人というイメージに少しでも近づきたいと思ってやろうとした。他のバンドが演奏や歌の練習に費やしてる時間を全てそういう事を考えることに使った。自分の憧れや目標に少しでも近づこうという気持ちよりも、どうやったら自分たちを面白く見てもらえるかに重きを置いた初期の活動は今でも間違えてなかったと思うけど、この年になってその分技能が乏しいのはちょっと大変ですな(笑)途中で新しい事やじっくりと音楽を学ぼうとしなかった自分に責任があるんですけどね😂。

 

 

だから僕は90年代の渋谷系が好きだけど、そういう音楽をそのままやろうとは思わなかった。でも今でもやっぱり憧れはあるよね‥朝からトーストとコーヒーを北欧家具のいっぱいある部屋で朝食を取って、昼は犬と一緒にミニクーパに乗って買い物して、夜は友人と食事をしながらワインを飲んでレコードを聴きながら静かなパーティー✨クウ〜!!憧れる!!(笑)

 

 

まあそんな生活を渋谷系やった人が本当にしていたかは疑わしい所でもあるんですけどね。笑。とにかく憧れは憧れのままでおいておいた方が良かったりする事もありますからね🌗。

 

 

そんな事を考えると今の自分の生活と比較して少し(ブルー)になったりもしますが、それでもハッピー!!やっぱり

 

「ブルーでハッピーがいい」

 

な、しんどい事も多いけど頑張ろー。自分の人生を✨

誰も代わりにやってくれないしね!

 

 

心と体健康に、簡単にできる事をやり続けろ〜ケロケロ〜♫ YOーKING✨