本日はレコーディング10日目。本日のお昼に全ての録音作業は全て終了!!今はエディットという作業をエンジニアさんにして貰っています。

エディットというのは、簡単に言うと「補正作業」リズムのズレや音程のズレを直してもらったりする事です。


そんな事出来るんかい!?ほな別にテキトーにやってても後で全部直してもらったらお終いやろが!!ボケッ!!と思う方もおるでしょうが、まぁ、抑えてください。笑。


この補正は凄く大事なんですが、補正しすぎると凄い機械的なもんにもなってしまって、血の通ってる音にならなくなってしまうのですよ🌟


ボーカロイドやアイドルが好きな方なら、機械的な音にも耳が自然と対応してると思われますが、微妙な細かい所まで補正してしまうと、その部分だけ非常に機械的な音になってしまったりして、凄い違和感が出てしまったりするのです。

それならばそもそも微妙なズレならそのままにしておいて、「肉迫「した感じで良いじゃないかという部分と、ここだけは直しておこうという部分。それをメンバーとエンジニアさんと話し合いながら進めて行くのです。


昔から声があまり変わらないですね。なんて言われる時もあるのですが、ワタクシかなり時期によって声が違っております。

歌い方自体を見直したのが2004年頃、アルバムで言えば「無責任一家総動員」や泉谷しげるさんとのコラボで「生活」を出したくらいの時に、喉に力を入れてキバって出す歌い方から少し鼻に抜ける出し方に変えましたね。

そこからも試行錯誤を繰り返していたのですが、ここ2、3年で自分の思うような声の出し方でピッチ(音程〕がようやく取れて来た感じです。


レコーディングで声を吹き込むと、自分やから分かる事なのかも知れないですが、今回の声は前と顕著に違います。

でも今の声が1番良いのかと言われると、昔のアルバム聴いたりして、あっ、この頃の方が太さがあって良いな。なんて思う事もあったり、ホンマ昨日のブログの続きやないけれど、あっちが立てばこちらが立たずなんですよね‥。


カラオケ番組で高得点を取りたいとかいう訳やないから、そんなに音程を気にする事は本当はないかも知れないのに歳と共に気になる自分の音程。

さっきも「ここ半音ずれてるみたいなんでちょっと補正を‥」と言いかけたら、メンバーに「いや、そんな気にならないですよ。合わせたら余計に変です」と言われたりして‥笑。

元々声の性質が年々機械的になって来てるから補正してもわからないと思うんやけどなー(゚∀゚)。


補正する、補正しない論争は今日1日続きそうです。



ps、どーせ補正するなら綺麗になりたい。笑。

皆さんまたコメントにご質問などありましたら書いてくださいね🌟

都合の良いことだけ答えていきます( ^ω^ )!笑。