昨日、よみうり大手町ホールで初日を迎えた、
朗読劇「一月物語」を観てきました。

平野啓一郎さん原作の「一月物語」
冒頭から目の前に紡ぎ出される美しく恐ろしい言葉の数々。
妖艶な…というのが正しいのでしょうか。
水さんの朗読から溢れる情景を、会場の空間の中に思い描き、登場人物たちが生きる。

時にはその美しい情景にうっとり。
そして現実に戻されると夢から覚めたような気持ちになる。
目の前で起こる不思議に私も引き込まれていきました。

キャストの皆さん、色濃い登場人物を繊細に大胆に演じていて、とても素敵でした。

まだ初日の幕は開いたばかり、
この艶かしい日本語が紡ぐ世界を、幻から真の世界へ深みを増していく純愛を、
ぜひ体感して下さい!