シアタークリエ公演「ロカビリー☆ジャック」
普段だったら、まぁ様行くと目立っちゃうのでお連れ出来ない、日比谷ミッドタウン内のカフェへ。
ツ、ツツツツツツーショットまで撮っていただき
やったよ。
やり切ったよ。
演出の五郎さんが顔寄せで仰ってた、
この最高な「未完成作品」ひとまず東京公演を走り切りました。
未完成、まだまだ完成の高みを目指して頑張らなくてはなので、この年末年始にしっかりチャージしたいと思います。
沢山のお客様にお運び頂き、笑い声と拍手を届けて、この「ロカビリー☆ジャック」という作品を一緒に育んで下さった事に、改めて感謝申し上げます。
いやぁ…2019年、すごい年でした。
一言でまとめると「One Team」と「プロの仕事ってこういう事」を沢山体験した1年だった様に思います。
つまり、どの現場でも、そこにはいつも本当に素晴らしい人たちがいて、熱意があって、そういう想いを言葉じゃなくてもシェアできる場所に出会えて、本当に恵まれた1年だったという事です。
↑もちろん、お客様もここに含まれています。
【2019年の出演舞台作品】
劇団四季「キャッツ」
「Red Hot & COLE」
「エリザベート」
(またまたキャッツを挟んで)
「The Galaxy Musical Concert」
「ロカビリー☆ジャック」
ロカビリー では最後の最後に神様から、
今までの自分の舞台人生と、これからの舞台人生への腹の括り方を試されているような、代役という試練もいただいて…
目まぐるしく突っ走って、今日、大晦日を迎えております。
そんな今日は、朝夏さんちのまぁ様と久し振りにお茶♪
普段だったら、まぁ様行くと目立っちゃうのでお連れ出来ない、日比谷ミッドタウン内のカフェへ。
今日なら、劇場はどこもお休みだから、気にせず行けるかなと、あえてのチョイス。
この方と話していると、本当に「そう、そうなの!超わかる!!」の連続。通じ合い方ハンパない。大好き。
1年の終わりに、今年の振り返りと来年に向けた実り多いお喋りができて、幸せでございました。
さて、少し長くなりますが2019年の出演作を振り返ってみようかなと。
「キャッツ」「エリザベート」
かれこれ何百ステージも(特にエリザ)やらせて頂いているお役です。
同じ作品、同じ役をやり続ける事のプレッシャー。
真瀬にとっては、やり慣れた作品の方が、新作に取り組むより、断然重たいものがあります。
自分は進化そして深化できているのだろうかという永遠の戦い。
そしてそれは裏を返せば、他の作品や人生経験の中で得たものをここでまた開花させるチャンス。
前回感じなかった気づきや同じ景色が違って見える瞬間に出会えたりして、自分がそれまで点で頑張ってきたと思っていた事が線になって繋がっていく感覚を得て、震える気持ちになったりします。
今年も刺激的な瞬間に沢山出会う事ができ、ジェリーロラム=グリドルボーンとヴィンディッシュ嬢の二役には感謝です。
「Red Hot&COLE」
今年はここで屋良朝幸座長に出会いました。
そのまま今年2作品も共演する事になろうとは!!
実力派(真瀬除く^^;)のキャストたった8人で、みんなが変わるがわる色んな役を演じ、歌い踊り、コールポーターの人生を描いて行く濃密な作品。
個人的な話で言うと、この公演中に「私はやっぱり、歌も踊りも芝居も全てがあるミュージカルが好きなんだ!!」「私はミュージカルがしたいんだ!!」と、改めて、自分が歩むべき道への誓いを立てた作品となりました。
「ロカビリージャック」「TGMC」
そして12月はこの2作品。
この年末に、人生のご褒美みたいな公演に出会えて本当に幸せでした。
人生は生きるに値する
と言わんがばかりに、役としても本人としてもその人生を力いっぱい輝かせて板の上でスパークさせる
そして、それを心から楽しんでくださるお客様がいる
という、この上ない喜びの縮図を体感して、幸せにまみれた、最高の12月となりました。
ロカビリー単体のしっかりした振り返りは、全ての地方公演を終えたらまた書きますね!!
ただ、この事は嬉しすぎて、もう1人じゃ抱えきれず、お伝えしたいから書いちゃうんだけど
昨日ね
ロカビリーの打ち上げでね
さ、さささささ斉藤和義さまと
恐れ多くも、色々とお話させて頂き
真瀬、ただただ固まるという、、、、
見よ!!この1次会の固まり真瀬を!!
真瀬も少し緊張ほぐれたの図。笑笑
いやー、まさか打ち上げいらっしゃると思ってなくて、、、、
ほぼほぼスッピン&超絶普段着で打ち上げ行ってしまった事が、今年最後の大失敗でしたが(笑)今年最後の大きなご褒美で夢の様な時間となりました
長々書いちゃいましたが、アレです。
要するに
2019年も本当に本当に最高の年になりました。
過去の自分に「あんた、焦らず、腐らず、ちゃんと取り組んでて良かったね」って言ってあげたくなる瞬間にも出会えたし、「あんた、まっっっっっだまだまだまだこんなもんじゃいっしょ」と喝入れたくなる事も沢山あったし
2020年は舞台生活15年目になる節目の年ですし、色々自分の転換期だと思うので、そこに向けて良い準備が出来たなと思います。
引き続き、
焦らず、腐らず、目の前の事に結果出して行く
地味なんだけど、結局これなんだと思います。
器用って言われるけど、真瀬の近くにいる人は知っている、不器用な面も沢山あって。
だから結局、そうやって地味に積み重ねるしか無いんですよね。。。
最初に習ったバレエの先生(根本美香先生)がふと仰った言葉が今でも真瀬の中にあります
「人は私を天才だって言ってくれる事もあるけど、そんな事はなくて。ただ、唯一天才だと言えるなら、私は努力し続ける天才ではあったかもしれない。そしてバレエを愛している。それしかないのよ。」
と仰ってました。
今またこの言葉が蘇ります。
私も、美香先生の教え子として、そういう歳の重ね方をしたいなと思います。
と、いうわけで。
長々書いちゃいましたが
2019年、こんな真瀬を気にかけてくださり本当にありがとうございました。
2020年、こんな真瀬は自分の力いっぱいで人生を味わい尽くしながら進んで行けたらと思っています。
もし、よかったら、また来年も、目の端っこにでも入れて、見守ってやって下さい。
いつも、皆様の想いが力になっています。
そんな皆様の力に、少しでもなれています様に…
それでは、皆さま良いお年をお迎えください
幸あれ〜〜〜
幸多かれ〜〜〜
真瀬はるか