お陰様で、本日、無事に「エリザベート」大千秋楽を迎えました!!!!!







大きな事故や休演者もなく、みんなで走りきった4ヶ月。




稽古入れたら約半年とも言えるかな。





無事に千秋楽を迎えられる…これは決して当たり前ではない事です。





全125公演、去年から数えたら225公演、エリザベートの世界を生きました。



スタッフの方、オーケストラ、キャスト、そして観に来てくださるお客様含めて、皆さんが心身ともに健康でなければ、劇場という空間が満たされて公演が成功する事はないのです。






感無量…そして、感謝の念を禁じえません。




以前も書いたことがありましたが、真瀬にとって「エリザベート」は特別な演目。





20年前、一路真輝さん・花總まりさんコンビによる日本初演の「エリザベート」を観たのが、人生初めての“観劇”で




あれがなかったら、「真瀬はるか」という舞台人は絶対に誕生してなかったわけで。




あの時、一路さんのトート、花總さんのシシィが素晴らしかったのはもちろんですが、なぜだか幼心に印象に残って惹かれたのがルキーニ役とヴィンディッシュ嬢が生きる病院の場面でした。。。





時を超えて、あの時の花總まりさんがそのままシシィ役で、そして、その時は影も形もなかった真瀬はるかがヴィンディッシュとして、同じ板の上で演じさせてもらうという奇跡の様な巡り合わせ、、




そして、同期で、しかも同じ花組で一緒に頑張ってきた蘭ちゃん(蘭乃はな)とも、時を超えて、今度は女優同士で(笑)同じ板の上で心を交わす日が来ようとは…。





昨日、蘭ちゃんの千秋楽に一緒に撮りました!




いい写真で嬉しい(*^^*)♪







先日、小池先生が打ち上げの時に仰ってたのですが(以下ザックリと内容をまとめた感じです)



今回の舞台は、初代エリザベートである花總さんが新演出で帰ってきて、東宝初代ルドルフだった芳雄さんがトートとして同じ舞台に並び、シシィを演じていた涼風さんがゾフィー役として立たれ、初代ルドルフの香寿さんもゾフィー役、そして初代エーヤンの歌手だった未来さんもいらしたり、最近のエリザベートである蘭乃もいて…などなど



初演からミュージカル「エリザベート」が色々な時を経て、ある種時間軸を超越して実現した奇跡的な組み合わせの舞台だと仰ってました。



本当に、、、そう思います。




この新演出、新メンバーで演れるタイミングでエリザカンパニーに入れた運命に、私はどこにお礼を言ったらいいのか分かりませんが、とにかくありがとうの気持ちでいっぱいです。





精神病院の場面に関しては、今年はまた去年とは全然違う感覚が降りてきていて、新たに探求でき、本当に日々役者として「楽しい」の一言に尽きました。




ヒリヒリする位にすべての神経を研ぎ澄まして、、、、225公演、全てに、その日の物語が生まれてました。




あーあ!





これだから舞台は止められない…笑





去年から合わせて、延べどれだけの方に観ていただけたのだろう…




シングルキャストはある意味しんどい部分もあるけれど、毎回必ず舞台に立てて、お客様と「今日のエリザベート」を全部共有できた日々は舞台人としてこの上なく幸せで、宝物です。




なんかこのままずっと書き綴ってしまいそうだ……




伝えたい事は色々あるけれど、あとは次の舞台で、この経験が、この想いがにじみ出る様に、自分の中でしっかりと沈殿させて、力にしたいと思います!!!





そんな姿を見に、またぜひ違う作品も観にいらしてください!!!!!





まずは、来月「オフェリアと影の一座」





そして、12月はグランアーツ所属アーティストによる一夜限りのスペシャルLIVE「HEROES」!!!!





さらに、その後の出演舞台も、もうじき発表できるのではないかな…?と思っています(*^^*)





エリザベートで皆様からいただいたパワーへの感謝を、そういう場で、また必ずやお返しいたしますので





ぜひぜひ、ご観劇にいらしてください!







「エリザベート」に関わってくださった全ての皆様に感謝を込めて…。






本当にありがとうございました!!!









またね~!!









幸あれ~~~~~~~~~☆













真瀬はるか