ブログ、お久しぶりです!


有難いことに、今週は大阪キャッツの舞台に再び立たせていただいております。



そして、そんな今週を締めくくる今日3/18は大事な日。



宝塚歌劇団を愛情いっぱいに送り出していただいた退団記念日であります。



丸々6年経ちました。
ここから7年目突入でございます。



そして、そんな今日、私はキャッツの舞台に立っています。




おい、6年前の真瀬よ…


こんな運命が待ち受けてたなんて、ビックリだよね!
あなたは本当に恵まれているんだよ。
全てが今日に繋がってるんだよ。



以前も申し上げたことがあるかと思いますが、辞める時には、歌を勉強しなおしたい、もっと広い世界を体験したいという心は決まってましたが、また再び舞台の世界に戻ってくるというつもりは特にありませんでした。



将来的に教える事にとても興味があったため、ちゃんと音大行き直そうと思って音大受ける高校生に混ざって(笑)猛勉強したりもしてました。



ですが、オーシャンズ11への出演をきっかけに、運命に導かれるかの様に、またこうしてこの世界へと戻って参りました。



あの作品中、心底思ったんです。


「あぁ…ここ(板の上)にいる時、私は生きてる。」


って。



それからあれよあれよと舞台へのご縁が続き



今では、宝塚→東宝さんをはじめ多くの舞台作品→劇団四季の舞台にも挑戦


と、本当に幅広い世界を経験させていただいております。



自分の人生をふと振り返ると、いつも、絶妙なタイミングで手を差し伸べて下さる方がいて、どこで何をしていようと、選んだ道をただただ温かく見守り応援して下さる皆様の愛情によって今がある事がよく分かります。



どれだけの人の力で、今もまだ「真瀬はるか」でいさせてもらえてるか。




ただただ感謝の気持ちしかありません。




そして、有難い事に、先ほども書きました「教え」の方も辞めてからずっと続けていて、今では沢山のタカラジェンヌが誕生し、教え子の中から歌の成績優秀者はもちろん、新人公演で主演する子も出てきたり


自分が経験したことや受け継いだ知識を、こういう形で若い世代に還元し、影ながら違う角度で愛する宝塚を応援し続けていく事は、これからも続けたい事です。


もちろん、タカラジェンヌだけではなく、子供や主婦など色んな方とレッスンさせていただいてますが、皆さんが歌を通して目が輝く瞬間を共にしながら、むしろ私の方が勉強になっていたり、パワーを頂くばかり…


教えの時間も、舞台同様に


「あぁ…今、生きてる!」


と感じられる大事なフィールドです。





舞台も教えも、やりたい事が全部叶っている贅沢な人生。




普通の女の子だった自分
男役として生きた自分
それを経て、また全く新しい自分



1回の人生で、3回も生まれ変わってる気持ちです。



でも、それでいて、全てが「今」に繋がっている。



キャッツの2幕冒頭「幸福の姿」という場面の歌詞が、今心に響きます。




人は生きながら、いつだって自分次第で生まれ変われると思うんですよね。




色んな事あるけど、全ては自分次第だし、周りを見渡せば、たくさんの愛情が背中を押す準備万端でそこにいてくれているという基本的な事を心に留めて




また、これから始まる退団7年目であり、舞台生活13年目をしっかり歩いていきたいと思います。





真瀬はるかに出会って下さり、心寄せ温かく見守ってくださる皆様に心から感謝申し上げます。




今日も元気に、真瀬らしく、舞台を務めたいと思います。




行ってきまーす!!





幸あれ~~~~♪








真瀬はるか