田舎の小さな市。
以前は私鉄系のバスが走っていたが、ご多分に漏れず採算が合わないと撤退。
私鉄も一部廃線となり、代わりにコミュニティバスが走るようになった。
そのコミュニティバスに初めて乗ってみた。(実際は乗降調査)
朝一番のバスに乗り何往復かする。
どこのバス停で乗ってどこで降りるなどの利用調査、初めての体験だから二日くらいは非日常で面白かった。
で、ある時、気付いた というか思い出した。
人混み嫌いだった。(笑)
苦痛の空間にじっと座って窓から外を眺める。
田んぼでは田植えが始まっていた。
廃線跡にはソーラーパネルが並んでいる。
まだ刈り取られていない麦が雨に濡れている。
畑はどこも家庭菜園レベル、出荷している農家はあるのかな。
そういえば野菜の集荷場って見たことないな。
JAの産直市場ってのがあるが、せいぜいそこに出すくらいかな。
JAの管理だから、消毒や殺虫剤の指定など結構厳しいそうだ。
バス停にバスが止まると乗降客の人数チェック。
狭い座席に固く縮こまって、足も腰も肩も痛くなる。
ただ座っているのも大変だ。
折り返しで、しばらく停車の度に席から立ち屈伸運動やストレッチしてた。
半日だから良かったが、こんなの一日乗ってたらエコノミー症候群で血管詰まってしまう。
何はともあれ五日間の非日常体験は無事?終わった。
さて次は何が来るかな。