スーパーバイク世界選手権の2019年シーズンが終了しました。


最終戦はRACE1でレイ選手が勝利して、マニュファクチャラーのタイトルも獲得!


今シーズン限りでKawasakiを離れるハスラム選手とラズガットリオグル選手
と共にパレードランです。
更にレイ選手はスーパーポールレースに続いて

RACE2でもトップでゴールの完全勝利で今シーズンを締めくくりました。

ついでにラズガットリオグル選手もベストインディペンデントライダーに選ばれました。
で、今シーズンは圧倒的にDUCATI有利と思われていたのですが、そんな中で
何故Kawasakiが5連覇を達成出来たのか?

・・・と言う訳で、ネタでDUCATIのMotoGPマシンのDESMOSEDICIとスーパーバイクの
ベース車、市販車の1199 PANIGALE Sを買ってみました。
こちらが昨年までパニガーレSに搭載されていた、LツインことL型2気筒エンジン。
序盤のバウティスタ選手の開幕11連勝でDUCATIのダブルタイトルは確実か?
と思われたのですが・・・
それにKawasakiがどう立ち向かって行ったのか?
新型のZX-10R/RR市販モデルの発表時のインタビューで明かさました。

確かにストレートでは高回転、高出力が有利でもコーナーでは逆にエンジンパワー
では無く優れたシャシーの方が速く曲がれるのは、私も自転車ですが経験済みです。
実は10年近く前に7万円程のアルミフレームのロード車に乗っていたのですが、
スピードをキープしたまま曲がろうと車体を傾けるとハンドルがブレたり、
後輪が外に滑ったりして小さく曲がれない酷い自転車でした。
DUCATIの新型パニガーレV4Sも強力なエンジンに対してシャシーが負けていたのかも
知れません。バウティスタ選手がMotoGPに無い初めてのコースになると
途端に遅くなる、時には転倒もしたりと安定性に欠けていたのが
今シーズンの結果となったのでしょう。
一方のデイビス選手はV4エンジンの特性に苦戦したかと思いますが、
後半戦では結果が出る様になったので、来シーズンに期待でしょう。

その中でV2エンジンとありましたが、☝の記事にある通りV4エンジンに名称を
合わせただけで、エンジン自体はLツインそのものみたいですね。
来年はこれをベースに鈴鹿8時間耐久に出るのでしょうか?☺
・・・と言うのもパニガーレSのデカールはノーマルのオフセット印刷のヤツで
デスモセディチのはカルトグラフ社製のシルクスクリーン印刷なので
それぞれの違い等が記事に書ければと思っています。
それにしても歳取ったせいもありますが、80,90年代より確実に細かくなった
パーツに、ただ組み立てるだけでも苦戦しております。😩
最後に現在までに決定している移籍情報を・・・
先ほど記事にも書いていましたが、結局未勝利に終わったレオン・ハスラム選手は
Kawasakiを離れますが、移籍先はまだ未定です。
今期2勝を挙げた同じくKawasakiのトプラク・ラズガットリオグル選手がYAMAHAへ
そのYAMAHAはアレックス・ロウズ選手がKawasakiへ
更にマルコ・メランドリ選手が今期限りでの引退を発表しました。
DUCATIは今期BSB(ブリティッシュスーパーバイク)にエントリーしていた
スコット・レティング選手が加入、代わりにアルバロ・バウティスタ選手が
わずか1年で本チームを離れ、Hondaへ移籍します。
そして今年もSBKではパッとしなかったHondaはレオン・キャミア選手が
DUCATIのサテライトチームへ移籍します。
以上、SBKのざっくり振り返りでした。