FIM スーパーバイク世界選手権 2019年シーズンも前半9戦が終了しましたが、
とんでもない波乱が起きていました。
開幕からDUCATIのバウティスタ選手が9連勝の後、性能調整で
レブリミットが-200rpm下げられたものの、そのまま11連勝迄伸ばし

結局第5戦イモラのRACE 1 でようやくKawasakiのレイ選手が今季初勝利。

しかし、続く第6戦 ヘレスではRACE 1 とスーパーポールで
バウティスタ選手が連勝して、

迎えたRACE 2開始時のポイント差は、ご覧の通りでした。

···が、このRACE 2 開始早々にバウティスタ選手がトップで走行中に
単独で転倒!

このレースでは終盤に複数台のマシンがクラッシュして、

オイルがコース上に流れた為に赤旗終了となり、
ヤマハのファンデルマーク選手が今季初勝利しました。
続く第7戦 ミサノのRACE 2 でも転倒してしまい、

かろうじて2ポイントを獲ったバウティスタ選手。
一方、今シーズン4勝ながら、全レース一桁フィニッシュのレイ選手、

バウティスタ選手との差は、僅か16ポイント迄迫っていました。
しかし、この第8戦 ドニントンパークでも···

まさかの転倒で、

とうとうポイントランキングでレイ選手に逆転されてしまいました。😭
そして第9戦 ラグナセカでは

RACE 1 に続きスーパーポールでもクラッシュでリタイア!😱
レイ選手との差が拡がる一方で、L型2気筒からV型4気筒エンジンに
なって精彩を欠いていたデイビス選手が、

ようやく頭角を表して来ました。😆
続けて行われたRACE 2 でバウティスタ選手は

先程のクラッシュで肩を痛めたみたいで、早々にピットに戻って
リタイアとなり、ラグナセカでは、まさかまさかのノーポイントに
終わってしまいました。😨

その代わりに、このレースを制したのは久々のデイビス選手でした。
気が付けば、ビックリな差が付いたラグナセカでのレースでした。

ちなみに、この上位陣ではYAMAHAのロウズ選手、ファン·デル·マーク選手と
Kawasakiのレイ選手、ハスラム選手、ラズガットリオグル選手の5名が
鈴鹿8時間耐久レースに出場します。
スーパーバイクは8月いっぱい迄、夏休みに入るので

DUCATIは現状でもマシン自体で有利なのは確かですから、
再開までにマシンを更に煮詰めて、2014年シーズンの様な大逆転劇が
あってもおかしく無いかと思いますが、バウティスタ選手の転倒癖(?)を
なんとかしないといけませんかね?
さて、いよいよ本日は
8耐の
決勝です!

昨年同様、天気に不安が残る状態となりましたが、ちゃんと最後まで無事に
行われる事を切に願います。