④:ハセガワ(中編)


更にパッケージイラストは同社戦闘機プラモのイラストでも知られる
小池繁夫氏によるこだわり振りで、何かとお金が掛かっているのです。
そこまで徹底的に作り込んだ物なのに、

・・・
実際には本キットの出来は非常にビミョーなシロモノだったのです。

その最たる理由が、


オペレーションΩ内の搭乗員に比べるとスペースシャトルの搭乗員が
かなり小さい!

つまり勢いで作ったので、機体のサイズだけ合わせてフィギュアのサイズを
統一させる事は全く考えていなかった模様。😥
(似たケースとして機動戦士ガンダムの1/144 Gアーマープラモに付属の
コアファイターがありますね。やたらデカい)
更に、ロボットアニメ全盛期の折、

一応、S.F.3.D ORIGINAL(現在のマシーネンクリーガー)もありましたが、
こちらは模型誌での展開があった分、まだマシだったかも?
更にこのキットでも・・・

この過ちを後にカムテックギアでもやらかす事になる訳です。

ここまでのリアルデザインでは無く、本当に子供向けのチープデザインで
組み立てやすいキットであったら、あの今は亡きイで始まるメーカーが
作ったオリジナルのロボットの友達的なシリーズ並のヒット作になったかも
知れませんね。
では、かつてミコヤンMig25やマクロスのVF-1がバカ売れしたハセガワ
最近のヒット作がこちらです。👇


そもそも、このキットが誕生したきっかけはアクションフィギュアを
出しているメーカー製のこういうアクセサリー類が、ちとオモチャっぽいので、

で、最初に学校の机と椅子を出したら・・・とんでもない数が売れたと社長、
その理由が、

と、いう事は・・・
1箱で3セット分作れますから、


机を30並べて1クラス分を再現する人が結構いたみたいですね。
そして、絶妙のタイミングで

その為、フィギュアと合わせた画像を投稿するのにピッタリの小道具と
して重宝されたという事です。
そして、ハセガワ最近のヒット作も次の⑤で紹介します。