私たちが今日まで当たり前に使っている物、当たり前に食べている食事には必ず名前が存在している。その中でも、その半分が海外から持ち込まれたものであるのはご存知だろうか。例えばペットボトル。ペットボトルは毎日必ず一度は視界に入るように周りにありふれている。そのペットボトルでさえも海外から持ち込まれた技術で生産している。このペットボトルという言葉は日本語であり、日本語でない言葉である。そして、海外から伝えられた物であるが海外の言葉ではないのだ。こーいった種類の言葉を外来語と呼ばれる。ここで外来語という言葉の種類を複数ピックアップしてそれの由来について述べていこうと思う。
先ほども例に出た、ペットボトルのペットは動物のペットの意味ではなく、ポリエステルの一種の「ポリエチレンテレフタラート」製の容器であるから、「PET bottle」と呼ばれるようになった。英語では「plastic bottle」プラスチックボトルと呼ばれる。
次にコンセントについて調べてみた。もともとはコンセントプラグと呼ばれており、壁とプラグがつながった状態でコンセントプラグと大正時代には呼ばれていた。大正末に規定を改訂するにあたり、壁側の差込口をコンセント、コードのついた方をプラグと呼ぶように、二つに分けられていた。
次にカレーライスを調べてみた。カレー自体はインド料理であり、ご飯にかけるという発想はイギリスで生まれた。ただ、日本にあるカレーライスはインドのカレーよりとろみがある。それは船の揺れに対応するためであった。イギリスでは「curry and rice」 「curried rice」と呼ばれている。日本では略称をしてカレーをご飯にかけてある状態で「カレー」と呼ばれている。
次にみんなでカンパするという言葉で用いられる「カンパ」を調べてみた。
日本で使われるカンパは、何かを買う時に割り勘という状態にカンパするという言葉が用いられるが、本当の意味はロシア語でkampaniyaと呼ばれる言葉の略で、政治団体が自己の課題実現のための運動を起こして大衆を組織することをいう。ヨーロッパま中世の都市における市会議事堂の大金に由来し、その合図で市民は武器を取って立ったといわれている。
次は「カボチャ」について。カボチャはもともとポルトガル語であり、ポルトガル語であるのに、カンボジアが由来になっている。ポルトガル人がカンボジア産の野菜として日本に「カボチャ瓜」と伝えたのが始まりである。
次はカステラの語源について調べてみた。カステラは室町末に長崎にポルトガルから伝えられたお菓子である。伝えられた初期は「加須底羅」「家主貞良」などの当て字が使われて「かすていら」と呼ばれていた。ポルトガル語ではpao de Castelra パオ・デ・カスティーリアと呼ぶ。
そして、私自身かなり驚いたのが「ズボン」である。一見、完全に日本で生まれた言葉のように思われるが、実はフランス語なのである。フランス語で「jupon」といい、女子の下裾着のことを、指す言葉であった。英語では「pants」であり、日本ではズボンのことをオシャレな言い方をするときに使っている。
このように日本語に派生している外来語、そのまま海外の言葉が日本での名称になっている物や、食べ物が意外に少なくないということが判明した。日本独自の当て字での表現や、海外のものを日本が取り込もうとする意志がよく見られる。外来語はまったく海外の言葉を無視して作られているのではなく、簡単に説明すると日本風にアレンジしたのが、外来語である。よって海外で外来語を使っても外国人は私たちが何を言っているのか理解できないというわけだ。勘違いしてもらっては困るのが、外来語のなかでも「カボチャ」のように、まったくそのままの言葉もあることだ。全てが伝わらないわけではなく、その中の大半が日本風のアレンジをしているというわけだ。