徹底的に嫌いなもの

中1の2学期から五月雨登校、中2から2年間の完全不登校を経て、再び動き始めた息子とその家族の記録です。高校を卒業し、大学受験のために浪人することを決めました。
楽しいことはもちろん、失敗すら一緒に笑い合える家族でありたいと思ってます

「ウォ〜」

お風呂場から

息子くんの声が

どうやら

クモ がいたらしい

そんな息子くんの雄叫びを

すっかり忘れてお風呂に入り、

何も感じることなく

お風呂をすませてきた私 

 その存在を忘れちゃうくらい

 虫はへっちゃらな母

夫が最後にお風呂に入り、

例のクモを捕まえてくれました。

そのクモを

なぜか息子くんに託す父 

風呂桶に落とされたクモを

桶ごと 外まで運び出すため

息子くん、必死です

「うわっ、あが、

　上がってくる〜」

ちっちゃなクモ1匹、

ベランダに誘導するだけで大騒ぎ

「脚が6本以上は

　ダメなんだよぉ〜」

と彼、嘆いてました

息子くん、

昔から一貫して

昆虫がお嫌いです

そんな彼が

先日こんなことを言ってきた。

「ダンゴムシはまだかわいい

　だって、危険察知して

　あいつ、丸まっちゃうんだもん

　そんな愛嬌のあるやついる」

と。

うっかり

裏側の脚さえ見なければ

ダンゴムシは大丈夫

と言ってました

やっぱり

ポイントは脚なのね

そして

あの季節がやってきました

ミ〜ンミンミンミンミン

そう、

彼にとって

一番の天敵である

蝉の季節です

彼がどれだけ蝉が苦手か

　がわかるお話がこちら

『息子の天敵』

今回もご丁寧に

我が家のベランダを

わざわざ選んで鳴き続け、

息子くんがその様子を見て

ゲンナリしてます

ただね〜

我が家にくるのは

アブラゼミが多いのですが、

ここ数年

減ってる気がしてます。

日本の夏が暑すぎるせいかしら

そんな風に

息子くんに伝えたら、

蝉センサー搭載の

息子くんがひと言、

「奴らは減ってない」

と断言してます

そうね、

あなたは私の気づかない子にも

よく気づくものね。

 身の危険を感じるモノへの

 センサーは抜群

まだまだ蝉の鳴く

暑い夏は続きそうです