30歳になったので・・・
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という本を読んでいたところ
「ストレスを解消するには、本当に好きな人と毎日5分間話すだけでよい」
と書かれておりまして・・・
いねぇ~よ
と、本にマジツッコみを入れた私ナルオです
「毎日その人のためなら頑張れると思える女性を見つけなさい」
とも書かれておりまして、そちらには妙に納得
また、
イライラすることがあったら、書き留めておきなさい
と提案されており・・・
はっ
と、気付いた私ナルオでもあります
そんなこんなで、今日の話は愚痴120%です
(はじめに謝っておくと、申し訳ありません)
8月に地方の診療所から大学病院に戻ってきた僕ですが
実は同じく大学病院に戻ってきた同期Mがいます。
彼は1年間ほど、臨床を離れて研究室で研究をしてきたそうなんですが・・・
結論から言うと・・・
研究分野の知識に乏しい僕を馬鹿にしてくる
わけですよ
いや、まぁ・・・
2年間ほど、地方の診療所でひっそりと隠遁生活してた僕は最新の研究結果の知識には乏しいわけで
そりゃ~、僕だって医学雑誌や論文で知識をアップデートしてたわけだけど・・・
最前線で研究してた同期にかなうわけがなく
○○抗体は~
ラットでの研究では△△だけど、人体では~
なんて言われても、
ほげぇ~
と、チンプンカンプンなわけです
なのに
「これは今の研究分野での常識だけど・・・
ナルオ先生、そんな事も知らないの・・・
大丈夫」
なんて言われるわけでして・・・
まぁ、すべては知識がない僕が悪いわけですから、必死にお勉強中です
(「常識」「大丈夫」発言にはかなりカチ~~~ンときましたが)
そんな同期Mですが、
先日急患が来た際に僕とともに救急外来に呼ばれました。
僕は病棟の患者さんの処置があったので少し遅れていったのですが・・・
先に到着していた同期Mは、苦しんでいる患者さんを前に
救急隊の人の報告すら受けず・・・
診察もせずに、患者さんを眺めるだけ。
そして自分じゃ対処できないからと、看護師さんに任せて救急外来を立ち去ろうとしている
そんな場面を見てしまいました。
まぁ、結局僕や上級医が来て診察して入院することになったけど・・・
髄液検査をした後に・・・
「その髄液の検体は研究に使用するから、俺によこせ。
ナルオ先生は抗体を検出する事ができないでしょう。」
なんておっしゃるわけですよ
あははは。
ふざけんな
もちろん研究に使うかもしれない話は事前に話して、同意書にサインをもらってるけど・・・
だったら、せめて患者さんのために何かしてあげろよ
一番最初に到着して、診察すらしてないってどうなのさ
お前、一回立ち去ろうとしてたじゃね~か
と、怒りが込み上げてきましたが・・・・
准教授先生が行ってる研究だったので・・・
ナルオさん、鎮火
ほんとに小市民な僕が嫌になります
結局のところ、大学病院は研究をする病院なわけだけど・・・
一人の医師として患者さんを診察することを放棄するのってどうなのさ・・・
そして何故に毎回僕にそんな不遜な態度に出るの
こんな人とこれから何年間もいっしょに働かなきゃいけないなんて
しょぼ~ん
なんて思いを抱えながら、夏休みに突入していたのですが・・・
本日、冒頭の本の残りのページを読んでいて悟りを開きました
曰く、
「嫉妬は成功への通過儀礼。
サクセスはもう目の前。」
という文章を読みました。
あは~ん
僕の中で同期Mの思考過程を
「2年間地方に行っていたのに帰ってきて華麗に働くドクターナルオ」
↓
「一方の自分は研究しかして来なくて、臨床がまったくできない」
↓
「ナルオ先生羨ましい」
「ナルオ先生、超カッコいい」
「ナルオ先生、モテモテじゃん」
と、勝手に推測しました
まぁ、そんな事は何も考えていないだろう彼だけど・・・
それにしたって、ウジウジ悩んでいても仕方がないので・・・
前進あるのみ
悩む暇があったら~
一に勉強、二に勉強
三四が無くて五に勉強
なわけです
頑張ります
明日はお休み返上で学会へレッツゴー
関東の学会ですの、ブログを見てるどなたかと会うカモ~
ドキドキ
ちなみに研究用に買った本
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いつだって知らないことに挑戦する時は~
ドキドキさ~