以前、研修医君が夏休み中なもんで、雑用をこなさなければならなくて忙しいと書きましたが~
帰ってきてくれた研修医君は・・・・
風林火山の如く働いております
疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵(おか)し掠(かす)めること火の如く、動かざること山の如し
何やらうまい例えもでてきませんが、僕らが出すたくさんの指示を・・・
必死に実行に移しています
たまに当直室で眠っているのを見ると・・・
グッタリしていて、動く気配がありません
彼を見ていると、一昔前の自分を思い出してしまって切なくなるのですね
しかし、そこは彼も未来の巨匠のひとり
○十年後には○○大学の教授様~
みたいになって、ナルオさんに恩返しに来てくれるやもしれません
(僕の下につく全ての研修医に期待しています)
その時には菓子折りの一つでも持って来てもらいたいものですから、今のうちから優しくしておかなければなりませぬ
今日、その研修医君が、
見事に腰椎穿刺(とある検査)に成功しました~
(指導者ナルオ←ここ大事)
この腰椎穿刺という検査は・・・
ERで少しエピソードのある検査です
どうやら、アメリカでは腰椎穿刺を成功すると指導医からシャンパンを送られる風習があるらしく
研修医ジョン・カーターが初めて腰椎穿刺を成功させて、ご褒美にシャンパンをもらう
という話があるのです。
ですので、この度は指導医ナルオが研修医にシャンパンならぬ
三ツ矢サイダー青リンゴ味
(150円←お金じゃないよね気持ちだね)
を送って、この話を披露したところ~
看護師さんに
「ナルオ先生はロマンチストですね」
なんて言われてしまいました
そして後から来た女性研修医には・・・
「私もこの前ナルオ先生と検査したのにもらってないんですが・・・」
と言われました
ふむ・・・
ノーコメント
だって・・・
女性研修医にそんな事したら・・・
あらぬ噂が立つではないか~