何の変哲もない私の狭い部屋…

 

オンボロアパートの一室…私はテレビを見ている…画面は砂嵐だ

 

「はっ!」と我に返る…

 

「ん~頭が痛い…」

 

なんか…図書館に居た様な気がするが…思い出せない…

 

「ピンポン!」

 

玄関の呼び出しボタンを誰かが押した…

 

私は、扉ののぞき穴から外の様子を見た…すると其処には…

 

例の…不気味な子供が居るではないか!

 

「くそ!、アイツが現れるとロクな事が無い!」

 

私は、玄関の扉を開けようとノブを掴んだ

 

「え?」

 

…玄関のドアがびくともしない。

 

私は、うち鍵をガチャガチャ回しドアに体当たりしたが…

 

壁の様に…動く事は無い

 

「助けてくれ!」

 

私は、そう叫ぶとドアをドンドン叩いた

 

ドアの前の”不気味な子供”に助けを求めようと…のぞき穴を見ると…壁には

 

 

 

(Guernica-2199)

 

の文字が…

 

子供の姿はもう無かった…

 

私は、ドアをドンドンと叩き続ける…「誰か!助けてくれ!」

 

 

 

 

 

 

下三角下三角下三角

 

 

 

 

 

減塩空間Presents

【支配編cut cell8

 

 

ボタンを押すと…オルゴールが語り始めた…。

 

「娘達よ…このメッセージを聞くころ、私はこの世にいないだろう__」

オルゴールからの、父の声にびっくりした

 

 

 

+++

 

 

 

 

「私は、弟『ワン・ウェイ』に命を狙われている」

「会社の経営方針の不一致だ…父から受け継いだ岩採掘を、カジノに変えようとしている」

「私には、それが我慢ならない」

「私は、この命に代えてでも父の会社を守るつもりだ!」

「美咲」「咲希」「…」「愛してる…私が死んでも…永遠に愛してる」

「困った事が在れば『夏 重三』という人物を訪ねなさい」

「愛してる我が娘___さらばだ」

「ブッ…_____」

美咲は涙を流しながら、オルゴールをだき抱える

「お父様…」

震える手で、オルゴールを元に戻すと

美咲は屋敷を飛び出す決心をし…”ギュッ”と口を結んだ。

 

 

 

 

 

右差しto be continued