「愛してる」なんかじゃ足りなすぎる。
キミを想うこのキモチ・・・・
手をつないで・・・・・
外では雨が降っている。
最近雨ばかりで、蜜柑の気分もずっと憂鬱。
蜜柑の部屋のドアが開くと同時に、
「蜜柑・・・・・ッ!!!!!!」
いつも恋しい人の声がする。
最近全然会えなくて、とても心配だった。
「棗ッ!!!!!!!!!!!!」
そう言って、棗に抱きつく。
ほとんどの日が任務だから、寮に戻ってからも
会えるワケじゃない。
「蜜柑、悪ィ。ずっとこうしてやれなくて・・・・」
蜜柑は首をブンブン振って、ニッコリ笑い
「ええんや!ウチは棗が無事でいてくれるだけで
充分やから!!」
とより一層強く棗を抱きしめる。
「蜜柑、愛してる!!!!俺が大人になったら絶対
お前を幸せにしてやるから、それまで放さねぇ!!!」
驚いて顔を上げる蜜柑に、棗は優しく微笑み蜜柑の
髪をフワリと撫でる。
「棗・・・・・・。それって、プロポーズ??」
「あぁ。それまで絶対に別れないからな」
蜜柑に回してた手を離し、手をとる。
「当たり前や!!!!!!ウチだって別れへんよ!!!!」
棗の手をぎゅっと握り、そっと優しく微笑みかけ
「だから、絶対離れへんようにずっとこうして
手つないでような?」
いつのまにか、晴れ上がってた空に満面の笑みを
投げかけ
棗の部屋へ向かう。
「愛してる」なんかよりもずっとずっと
大切な言葉。
「ずっと一緒にいよう」
永遠の誓いと夢を胸に今日もまた
成長する。