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   sunrise*

        嫌でも明日はやってくる。静かな気持ちで今日もゆく。

祖父のお墓参りに行った。

来週で、祖父が亡くなってから1年になる。

医者だった祖父はぼくの医学部進学を涙を流して喜んでくれた。

できれば、ポリクリで学んだことや生まれた疑問、祖父の経験したことなど、もっともっと、祖父の好きだったウイスキーを飲みながら、話してみたかったものだ。

天国という概念を初めて思いついたひとは、どんな医師よりも素晴らしい。
天国で元気な姿で見守っていてくれる、そうだといいな。そう願うことで、今までにどれだけの人の心が救われてきただろう。

実に偉大な発明だと思う。


ひとはいつか死ぬ。
僕たちは1日、また1日と死ぬ確率を高めながら進んでゆく。
だからこそ、自分が死んだのち、こんなことがあったね、あんなことがあったねと、できれば笑顔で懐かしんでもらえるように。
その人の心の中に生き続けられるように。
ぼくの心の中に生き続けてくれるように。
明日も1日、大切な人たちと、大いに笑ってすごしたいと思う。
S
いいイベントだった。
けど、DVD出るなら多くは書かなくていいかな。
ちすともの皆さんとの会話は楽しい。
父親との会話も楽しい。
猫が懐いてくれた。

O
sleep, apetite: good

A
経過良好。

P
経過観察。
「君の膵臓を食べたい」を読んだ。

きっかけその1、かねやんが絶賛していたから。
きっかけその2、心が抑鬱されていたから。

最近、なにをしても楽しいと感じられない日々を過ごしている。

友だちと会って話をすれば笑う。まだそれくらいの活度は保たれている。けれど、その程度だ。最近の僕の心は、おおよその趣味を楽しむレベルにない。先日高原一面に咲くコスモスをみて、全くと言っていいほど感動していない自分に気づいて、ちょっとやばいなと思った。

なにかしら生産的な行動をとりたい、考えたくない、時間を無駄にしたくない、お金も使いたくない。

今日は何をしよう。今日は何をしよう。今日は何をしよう。

自縄自縛の思考の連鎖と焦燥感に耐えかねて、気づけばベッドに横たわって天井を見つめていた。

こういうとき、いかにして過ごせば解決に向かうだろうか。そうだ、読書だ。本を読んでいるあいだはなにも考えなくていい。あまり難しくない内容の、うん、小説がいい。そういえば…

という過程を経て、ぼくは「君の膵臓を食べたい」を読むに至った。

3時間ほどで読みきり、これを書いているぼくの心は、3時間前よりも軽い。本はすごい。

いや、本というのはすごいのだ。本は筆者の世界だ。ぼくはまるで他人の脳みそを移植されたみたいに、今まで生まれてこなかった発想に出会い、驚き、時に受け入れ、時に拒絶反応を示すのだ。

きっと読書は心の状態を変える特効薬だと、ぼくは思う。
あるいは最も年間読書量の多かった小中学生のころの自分が戻ってくるからだろうか。

ともあれ。

本について書こうと思う。

まずなによりも、タイトルだ。
「タイトルの意味を知ると感動する」と謳っているが、知ってしまえばむしろ興ざめであった。というか、こうして白けてしまう結果を予想できなかった自分の愚かさにがっかりだ。

ようは「言語ゲーム」だ。
いや、ヴィトゲンシュタインが提唱した言葉を衒学的に拝借したが、正しくは以下の通りの意味で用いた。
とある集団内で用いられる言葉は、その集団内に共通の記憶を前提した、多面的な意味合いを有する。
これは、本のタイトルがどうとかいう以前に、非常に大切なぼくの哲学なんだけど…まあ…おいおいね…

話が逸れることはなはだしい。

ようするに、現実世界のもとの、つまりは抑鬱されている自分が考える思考に復帰してしまったわけで、タイトルの伏線回収場面は興ざめだったのだ。本は悪くない。陳腐なだけで。

さて、内容についてだが。
と言っても内容には触れないが。
結局のところ、伝えたいことは伝えられるうちに伝えとけ、ということだ。
それから、代替不能な人の喪失、およびそれによる悲哀。そして救済。
以上。特に考察はしない。
なぜ考察をしないかは、後日このネタを覚えてたら書く。

読んでしまえば、これくらい自分でも書けそうだ、と思ってしまうところに、著者のすごさがある。本を読むと毎回思う。
それほどにわかりやすく、かつ面白いのだ。
こんな文章、絶対に書けない。

情景描写の強弱がよかった。
つぶさに描かれる場面と、読者の想像力に委ねる場面のコントラストが素晴らしかった。

味覚についての描写は、ちょっと雑だった。というか、視覚以外の四感に関してはいずれも描写がイマイチだった。著者の感性が鈍いのか、主人公の鈍い感性を体験させたいのか。

そう思うと、視覚情報の緩急も主人公の意識のばらつきの表れかとも思えるが。

いや、でもなあ。違う気がするなあ。本についてどういう描写があったかなあ。

気になる。今度また読もう。

まあ、いい時間を過ごしたな。

久保田を飲んだら寝よう。
今日もオペはなし。
レクチャーもなし。
外来も3人だけ。

例によって午前中で解散となった。

外はいい天気。外出しようかなとも思ったが、どうにも眠い。事故は嫌だし、出かけないことにした。

YouTubeはすごい。永遠に観ていられる。

しかし、いわゆるユーチューバーたちの知能の低い動画はどうにかならないのか。
悪趣味な極彩色の過剰なテロップ。編集者はさぞ国語の成績が悪かったことだろう。
いや、わざわざね…
まあ…どうでもいいか…
頑張って欲しい。

そうこうしているうちに注文しておいた本が届いた。
本を読んでいたらいつの間にか寝落ちしてしまい、いまに至る。

明日は朝が早いし、なんだか体が疲れている。気がする。

今日はこのまま眠る。もし早朝に起きてしまったら、そのときは本を読みたい。
今日のオペが2件とも飛んだ。
よって、9時半で解散。

しばらく控え室にて縫合の練習をしてみたが、昼前には帰った。

暇だ。することがない。

しかし天気もいい。せっかくならと、高原までドライブした。
そのあとは近くの温泉宿に寄って汗を流し、しばしぼーっとしてから帰宅した。

酒を飲みつつゲームをして、ほどよく酔って、寝る。
今日は縫合をした。

生まれて初めて、ひとの体を縫った。

下手な縫い方をしたら傷が残ってしまうから、緊張と気合と集中とを絶やさずに、丁寧に、できるだけ迅速に、縫っていった。

A先生には散々どやされ、急かされたが、あとでB先生から聞いたところによると、あれほどA先生が学生を褒めることはない、A先生が最後まで縫わせた学生は初めてかもしれない、とのことらしい。

素直に嬉しい。

明日もオペ二件、縫合を任されたので、極限まできれいに縫合していきたい。

患者さんの審美的QOLを左右する重要な仕事。

しっかり成し遂げてみせる。
どうやら、ものすごく真面目に勉強している学友がいるらしい。

しかし、いまコツコツと勉強したところで、はたして来年どれだけのことを覚えているだろうか。

エビングハウスの忘却曲線というものがある(よく頭の中でカプランマイヤーの生存曲線と混ざる)。

ひとは1日で75%以上も忘れてしまうものなのだ。

記憶を定着させる方法はただ一つ、反復のみである。

経験上、3週間に渡って同じ内容を覚え、さらに半年後に再び覚えれば、1年以上は記憶がもつ。

しかし、国試まであと…1年半か…

今から勉強を始めるとちょうど良さそうに思えてきた。やるか。

今日の実習でも、1年前のテスト直前に頭に詰め込んで全て忘れた知識をたくさん問われ苦しんだ。

そろそろ本腰を入れて学んでもいい時期なのかもしれない。

ダイエットと勉強。

いい秋になりそうじゃないか。

とりあえず1,2コマ、ネット講座を見てから寝るとしよう。
明日から1ヶ月半、少々厳しいことになる。

けれど、泣きごとを言っても仕方がない。決まったからには真摯に、かつ全力で取り組む。

それしかないし、存外どんなことであっても、嫌々やるよりは積極性を持って参加したほうが楽しくなる可能性も高い。

熱心に取り組んだほうが後日振り返ったときに自分を肯定できることが多いというのもある。

だから、文句は言うまい。

街に香る金木犀に心癒されながら。

明日からまた、とりあえず一週間。

がんばっていこう。
たとえば、高血圧症や高脂血症の場合を考えてみる。

これらの慢性疾患は、完治することはない。一生をかけてコントロールしていくほかない。

仮にこれらの疾患が原因で仕事を休まなくてはならなくなったとき、上司が「そんな病気にかかっていると困る。完治させてから仕事に来なさい」などと言うだろうか。

まずないはずだ。なんなれば、上司すら慢性疾患のひとつやふたつ罹患しているだろう。

さて、ここで統合失調症や大うつ病など、精神疾患で仕事を休まざるを得なくなったときのことを考えてみる。

これらも高血圧症や高脂血症と同じく、完治することなく、薬剤でのコントロールや、軽快しても経過観察が必要な疾患だ。

なんら変わりがない。

にもかかわらず、世の中には「精神疾患なんて患っているやつは頭がおかしいに違いない。クビにしてやる」と考える人が、どうやら少なくないらしい。

これはいかがなものだろうか。

頻度としてみれば、いわやる生活習慣病よりは少ないが、100人に1人以上が罹患するようなメジャーな疾患だ。仮にマイナーだとしても、慢性疾患を患っているからクビだなんて横暴が罷り通っていいはずがない。

ようは知名度の問題なのではないだろうか。

今までなんの問題もなく勤務していたのに、診断名がついたとたん職を追われるような人が、今後減って行くといいのだが。
今日は久しぶりに卓球をした。

卓球は難しい。

…。

昼は最近、秋刀魚をよく食べる。

秋刀魚は美味しい。

…。

明日からダイエットに励みたい。