朝から軽く掃除して
車を取りに行きました🚗
新車を購入
10年以上乗ったラパンちゃんとお別れでした。
少しのドライブのはずが道を間違えて
中距離ドライブ
折角だからいいよね
桜と菜の花の道を通りながら
今までありがとうね
って
そんなことばっかりを呟いてました
ペーパードライバーでさ
元々運転に自信がないのに
いきなり車買ってさ
でも職場までの往復しか運転しないから
上達しなくて
そしたら転勤になって
仕事上
知らない街に
人を乗せて何度も行かないと行けなくなって
乗った人たちに
怖いと言われながら
方向音痴なのにナビもついてなかったから
同僚が前を走ってくれて
その後を必死について行きました。
少しずつ慣れてきた頃に
岡山に転勤になって
九州からの高速の乗り降りをメモに書いてもらって
岡山の地図と共に助手席に乗せて一人で本州に渡りました。
めっちゃ怖かった。
行った先でももちろん迷ったけど
何とか着いて
街中は怖かった。なぁ。
職場までの道を覚えるのにも苦労して
毎日怖かった
下手くそな運転を見られるのも恥ずかしくて
方向音痴も
なんか
少しも上達しなかったなぁ
笑
それから
鹿児島に転勤になった
今度はまた
鹿児島まで一人で運転
遠かった
もうその頃には立派な歳で
上司を乗せないといけなかったりして
本気でダメ出しされて
凹んで
もう嫌だなぁ
って何度も思ったけど
しょうがなくて
でも鹿児島では
折角だからと始めたカフェ巡りのお陰でいろんなところに行けて
田舎道なら楽しく走れるって気づいた
休みの度におでかけをした
そのうちにそれは神社巡りになって
これまた
山道を迷いながら進んだ
先の見えない道に突き進んだこともある
めっちゃ急な坂を頑張れって思わず声を出して車を応援しながら登ったこともある
私ってとても車の扱いが雑で
車自体が苦手だったから
メンテもよくわかってなかった
今はとても反省してるのだけど
もっと大切に扱ってあげればよかったなぁ
私の望みをたくさん叶えてくれたこの車を
もっと綺麗にしてあげればよかったなぁ
とても楽しい時間を
特に
鹿児島から熊本を過ごした時間は
共有しました。
私の勇気の象徴でした。
怖いから
乗らない
という選択もあったのだけど
私の毎日が楽しくなるには
この挑戦は不可欠でした。
本当におかしなものです
私がやりたい！行きたい！
という願いを叶えるには
そこに少しのハードルが必ずあるのです
しかもそれは
自分で作ってるような感じでした。
それを超えない
という選択はなかったのです。
さてどうやってあそこまで辿りつこうか
と
地図を眺め
さてどこに駐車しようか
と
グーグルでクルクルやって調べ
どんな風にとめようかな
とシュミレーションしたり
あとは
きっと大丈夫！
なんとかなる！
天が味方してくれる！
なんてよくわからない気持ちで毎回乗り切る
結構なストレスなんだけど
その先には楽しいが待ってる
そして
その課題を乗り越えることも
私にとっては一つの楽しいことだったのです。
笑
なんか可笑しいね
苦しいけど楽しい
めっちゃ嫌だけど最高に嬉しい
それを出来たのも半分以上
私は自分のことよりも
この車を信じてたからなのです。
なにかあってもこの車は私を守ってくれる
私を必ず必要な場所に連れてってくれる
たくさんの景色を共に見て
たくさんの悲しい涙も
たくさんの笑い声も
たくさんの歌声も
全部全部
共に経験した。な。
泣きそうになりながら着いた車屋さん
よし弱音はなしだよ
ありがとうラパンちゃん
私の親友
私は次の世界に進むけど
君との日々がなければ
それは出来ないってこともちゃんとわかってる
いつも共にあるよ
これからもね
新しい車で緊張していたのだけど
営業さんがとても親切に操作方法を教えてくれたので
なんだか少し余裕で受け取れました
「では、ドライブ行ってきます！」
そう言ってアクセルを踏む
もう後ろは振り返らない
前へ前へ
まず最初はここにしようと決めてた神社にお参り
ちゃんとお参りしてもらった方がよかったのかもしれないけど
きっと大丈夫。笑
神様に新しい子を紹介しに行きました。
下手くそは相変わらずだけど
あの子に比べたら高性能の
新しいこの子は
私の体への負担を少なくしてくれそうです。
長距離運転が体の負担になる私にとってはとても嬉しいことです。
少し明るい未来が見えた
あーこれは
一人で旅する車じゃないの
大切な人たちを乗せる車よ
少し大きくなった車
私も少し大きくなったかな
あっ、体がじゃなくて
心が
という意味です。フフ
たくさんいろんなところを旅しよう
とてもステキな日本という国を案内するよ
さあ
日本よ
元気になあれ
光の花が咲きみだれ
緑が青く生い茂り
赤黄の匂いに導かれ
銀面の中に温かさをみつける
そんな優しいこの国を
どうか
守り給え
救い給え
勇気があるのは誰だ
勇気の意味を間違ってはいけない
本当に大切なものはなんだ
後悔しないように
大切な人に大切だと伝えよう
大切な存在に
大切だと伝えよう
私たちにできることはなんだろうか
私にできることはなんだろうか
おまけ
脱皮だよ
脱皮だね
ふふ
脱ぎ捨ててけ
その古いもの
その大切なもの