木曜ドラマ『Believe-君にかける橋-』の所感 | ユウヘイのブログ

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「設計者として大手ゼネコンに所属する設計士の狩山陸(木村拓哉)は、「龍神大橋」の建設に主任の立場で従事していた。

しかし、建設中に崩落事故が発生。設計ミスが崩落の原因として狩山は逮捕され、1年6か月の実刑判決を受けたが、脱走を試み成功する・・・。」というドラマである。

 

なぜ所感を書くかと言うと、私も設計士なので、いろんな思いを持ちながらドラマを見てるのである。

 

ドラマを見て えっと思ったことが幾つかあった。

 

第一回の放送で「龍神大橋」の映像にあわせ、場所の説明テロップに東京都〇〇と書かれていた。〇〇は今私が住んでいるところでビックリ。

都内海岸部であんな地形など無い。ちょっと設定に無理がある。三重県かな~と思い調べてみると、三重県志摩市志摩町和具 志摩大橋であった。

 

主人公は建築士の設定であった(らしい)が、建築士は橋を設計できないのである。ドラマの途中で、設計士(土木)だけど一級建築士の資格も、もっている設定になった(らしい)。

 

第一回の放送で主人公が、下請け御者がボイコットした現場敷地に入っていくシーンがあった。

主人公はヘルメットの顎ヒモを装着せず垂らしたまま現場に入るが、本当の現場では、ありえない。大手ゼネコンなら、なおさらである。

 

ドラマを見て共感できることもあった。

というか、娘たちがパパも同じと言っていた。

 

きれいな構造物、歴史的構造物を見るとテンションがあがること。

 

大型重機や大規模な工事現場を見てもテンションがあがること。

 

主人公はコンクリートが打設されているときのにおいが好きと言っていた。私は完成したコンクリート構造物の壁が美しかったので、思わずコンクリート壁面に頬ずりをしてしまった。