ぶらグッド

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G-word(グッドワード)の代表・杉山貴思がコンサルやセミナー講師として全国を飛び回る足跡(ログ)を残していきます。各地の名跡、名産、名物も記録していきます。あなたのまちに訪れるかも(訪れているかも)しれません。

 

東京都の丸の内で、Apple Vision Pro(アップルビジョンプロ)を2024年7月2日に体験してきました。

 

 

ARグラスとしては最高峰のApple Vison Pro。

アメリカのニュースなどで、どんなものかは幅広い人々に知れ渡ったこのグラス。

 

ついに日本でも手に入るようになりました。

 

 

アップルのサイトを眺めていたら、無料体験に申し込むことができましたので、早速申し込みました。

 

いつもはメガネをかけているんですが、Apple Vision Proのデモ体験の場では、視度調節をその場でしてくれて、裸眼でグラスを装着できました。

 

また、骨格診断をアプリで行って自分の頭部にフィットするようにゴーグルのバンドも調節してもらえます。

 

この一連の準備から、数分で自分用に調節されたグラス(ゴーグル)が運ばれます。

 

その間、体験のアシスタントスタッフが事前に操作などの説明を行ってくれました。

 

さて、装着したところはこんな感じです。

スタッフさんに撮ってもらいました。

 

視野はバッチリで、ピントもほとんど合っていて、文字も視認できました。

 

思った以上にアプリのアイコンなどが明るく表示され、現実の光景の中に溶け込んでいます。

 

画面は自動的に映像に集中できるように全体が暗くなったり、近くの人を感知するとその人の顔がぼんやり見える程度にその一部分が明るくなったりと、未来的な体験に驚かされます。

 

裸眼で装着できるので、思った以上に快適です。

 

また、両手に何も持つ必要がありません。

メタクエストなどでは、両手に専用のデバイスを持ち、大袈裟な感じでしたが、こちらは両手がフリーですので、必要な時にドリンクを飲んだりしながら使えそうです。

 

 

アップルのデバイスですので、iPhoneに近いアプリの操作性に好感がもてました。

 

この体験では、スタッフがiPadを持ち、こちらのグラスの表示内容をモニターしてサポートしてくれます。

 

 

まずは、写真のアルバムを開き、見たい写真を選びます。

Apple Vision Proが私の視線の先を感じて、そのアイコンや写真を見ながら指でジェスチャーすれば選択したり、開いたり閉じたりする操作ができます。

 

 

次に動画を見せていただきました。

 

奥行きのある3D動画は感動ものです。

 

高山で下は渓谷となっている場所で女性が綱渡りをするシーンに目を奪われ、こちらも高所にいるような臨場感でした。

 

3D動画の視界もナチュラルに広範囲に見渡せるのもグッドです♪

 

メタクエストなどでは、立体動画の視野は限られていて狭く感じていましたので、それとは大きな違いを感じさせました。

 

ほかの3D動画では、家族がバースデーケーキの蝋燭の炎を消すシーンは、こちらに息を吹きかけてくる演出で、本当に息がこちらに届いたような体感でした。

 

熱気球で空を飛ぶ立体動画もありました。

バーナーの炎が近くにあると、見ている自分の肌も熱を感じたくらいリアルでした。

 

動物に触れ合う動画も体感が大いに刺激されました。

サイの子供の群れがこちらに近づいてきたシーンでは、自分の体にぶつかったのではないかと感じた程です。

 

手を伸ばせば生き物や子供たちに触れられそうなシチュエーションには、うってつけの視聴手段だと思いましたね。

 

 

今回は、画像や動画の視聴を中心に30分間の体験をさせていただきました。

ビジネスアプリなどが体験したい場合は、「2度目以降の体験申し込みでどうぞ」とのことです。

 

 

この体験で購入に至るユーザーもいましたね。

 

購入に関しては、スタッフからしつこい勧誘の言葉はありませんでしたので、気軽に体験申し込みをお勧めできます。

 

 

さて、自分がこのデバイスを購入するかというと、いろいろと考えるポイントが出てきます。

 

●価格の問題。

現状、本体だけで約60万円。

バッテリーやアクセサリー類などの周辺機器をさらに揃えたくなるでしょう。

AppleCare+の保証は89,800円(税込)。

専用のトラベルケースが34,800円(税込)。

 

 

●個人的なデバイス

テレビと違い、自分の身体に装着するものなので、スマホやスマートウォッチなどのようなパーソナルなデバイスであるということです。

立体動画を家族みんなで楽しむには人数分揃える必要があります。

ここに前項のコストの問題が重なります。

 

 

●視野の問題

私はメガネを普段しているので、メガネを外して使えるのは魅力ですが、視野が100%クッキリだったかというと、そこまでではありませんでした。

視野の一部がぼんやりしたり、文字が二重に見える現象などがたびたびありました。

画像・映像では気になりませんが、テキストになると、途端に気になるポイントとなります。

購入時に視力矯正に対応できる「オプティカルインサート」を申し込むことができます。こちらは16,800円(税込)からになります。

 

 

●ストレージの問題

リッチな空間Video(3D動画)は魅力的ですが、そのファイルは大きく(1分間の空間ビデオはおよそ130MB)なりますので、今後はテラバイト単位のストレージが必要になると思われます。

 

 

●バッテリーの問題

Apple Vision Proバッテリーは34,800円(税込)で最大2時間。

コンセントを離れるとバッテリー切れが気になりそう。

コンセントからUSB-C給電可能。

 

 

●装着の不便さ
やはり、このApple Vision Proを装着して仕事なり、日常生活を過ごすのは制約が大きい感じがします。

ほかのゴーグルタイプよりも十分に快適ですが、もっとスマートに身に着けられるようになれば良いと感じるポイントです。

 

 

 

 

ARグラスとしては、すでにRokidを持っていますが、映像の美しさはアップルビジョンにはかないませんが、手軽にAmazonプライムやYouTubeをグラスで楽しみたい方はRokidで十分かと思われます。

Rokidは、ドコモショップで体験できます。

 

 

ちなみにChatGPTで描かせたARグラスが活躍する未来的なイラストがこちら。

 

 

ツアーの一部始終です。

 

予約した時間に間に合うように東京駅に到着

このポスト、記憶に残りますね。

 

 

丸の内の南口から徒歩1分

アップルストアが見えてきました

 

ここで記念に♪

入り口で、飛行機の搭乗時と同じようにiPhoneのウォレットに保存されたQRコードを読み込んでもらい、予約確認しました

 

 

店内のディスプレイにApple Vision Proのデモンストレーション

 

 

こんなスタイルで楽しめます

 

 

没入感が違います

 

 

分割払いもできますね

 

 

いよいよ実機が登場

 

 

驚きの連続でした

 

スタッフの方に動画も撮っていただきました

 

 

30分間の体験はあっという間でした

 

 

帰りの光景

アップルストアから見るとレンガ造りの東京駅がすぐそこに

 

 

東京駅のシンボル的天井

 

 

本当に今回の体験は「ワンダフル」の一言でした。

スタッフの皆様、ありがとうございました。

 

 

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