群馬わんにゃんネットワークは、公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加している安中市と協働して多頭飼育救済を行っています。

どうぶつ基金が発行する「さくらねこTNR無料不妊手術チケット」を使用し、不妊手術費用、ワクチン、ノミダニ駆除薬については全額どうぶつ基金が負担しています。

避妊去勢総数 17頭

どうぶつ基金様多頭飼育崩壊チケット使用 13頭

不足分は、皆様からのご寄附を使わせていただき、

避妊去勢を行いました。

ご支援に厚くお礼を申し上げます<m(__)m>

 

別の多頭飼育案件を対応中に
そのご近所で偶然見つけた多頭飼育現場。

高齢の飼い主はひとりで家計を支え、
家族と沢山の猫達と暮らしていました。


猫の餌はわずかな収入の中で購入している状態で、避妊去勢するお金もなく、
猫達は繁殖を繰り返すも、
産まれて間もない子猫は他の猫にやられて育たない悲惨な環境でした。


成猫も風邪など病気や酷い喧嘩傷を負っていて、室内には糞尿堆積もあり、
避妊去勢手術だけでなく、
治療と飼育環境の改善も急務とする現場でした。



多頭飼育案件は猫だけでなく、
飼い主の生活救済も急務と感じます。


今後は福祉の介入や継続的な見守りが必要であり、
愛護団体だけでは到底太刀打ちできない問題に多々直面します。

今回は、タイミング良く社会福祉協議会との連携が取れました。


行政には社会問題の発露である多頭飼育崩壊案件について

未然に防ぐ対策を早急に考えて欲しいと切に願います。

 

 

 

NPO法人群馬わんにゃんネットワーク