群馬わんにゃんネットワークは、公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加している安中市と協働して多頭飼育救済を行っています。

どうぶつ基金が発行する「さくらねこTNR無料不妊手術チケット」を使用し、不妊手術費用、ワクチン、ノミダニ駆除薬については全額どうぶつ基金が負担しています。

手術数 23匹

どうぶつ基金の多頭飼育崩壊チケットにて21匹手術実施

 

現場確認の際、1匹妊娠中であったため

先行して群馬わんにゃんネットワークにて避妊実施。

 

把握していた数より1匹多かったため

その子も群馬わんにゃんネットワークの

負担で避妊去勢実施。

 

飼い主の知人からの相談で発覚。

一度火事で焼けてしまった室内で猫を飼育している

一人暮らしの男性の案件。

 

猫は床下や梁の上に逃げてしまい、

頭数の把握が難しい場所でした。

長年猫を飼っているという割には

子猫が少ないため、理由を聞いてみると

 

「増えると困るので、生まれたら餓死させていた」

と言いましたショボーン

「仕方ないよね。」とも言いましたムキー

 

現場を最初に確認しに行った時にも

へその緒が付いた子猫2匹を、母猫から離して隠し

餓死させようとしていました。

 

その場でへその緒を切ってレスキューしましたが

1匹はすぐに亡くなってしまいました。

猫を増やす人のほとんどが

生活困窮者です。

そして猫という動物の事をあまりにも

知らずに飼っていますムキー

 

どうぶつ基金の多頭飼育崩壊チケットを

自治体が取ってくださる事によって

生活困窮者である飼い主も救われていると思います。

私たちボランティアも、手術代金やワクチンなど

どうぶつ基金が負担してくださるので

具合の悪い猫の治療費に資金を使う事が出来ています。

 

あまりにも多い多頭飼育崩壊案件、

起きてからどうしようではなく、

行政機関には、

多頭飼育崩壊に陥らない対策を強く求めます。

 

NPO法人群馬わんにゃんネットワーク