群馬わんにゃんネットワークは、公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加している安中市と協働して多頭飼育救済を行っています。

どうぶつ基金が発行する「さくらねこTNR無料不妊手術チケット」を使用し、不妊手術費用、ワクチン、ノミダニ駆除薬については全額どうぶつ基金が負担しています。

 

 

手術数 9匹

(どうぶつ基金発行の多頭飼育崩壊チケットでの手術数8匹

 群馬わんにゃんネットワーク負担での手術数1匹)

 

福祉関連部門からの相談で発覚。

飼い主は50代の3兄妹。

周りは野生動物もたくさん生息していそうな環境の中の

古い一軒家

 

猫の数は

成猫8匹

子猫20匹

 

安中市では、猫の数が10匹を超えないと

どうぶつ基金のチケットを申請しないという暗黙のルールがあり、

この案件については、成猫が8匹のため

子猫が育つまで避妊去勢はしないと当初言われました。

 

多頭飼育崩壊は何よりも迅速な避妊去勢が必要です。

それに子猫が育っても、この兄妹に飼っていく余裕が無いのは

分かり切っています。

 

安中市とは何度も話し合いをして、

今回は先行して6月に子猫20匹のうち

18匹を保護。

(あとの2匹については飼い主が手放すことを拒否したため保護出来ず)

成猫8匹分のどうぶつ基金多頭飼育崩壊チケットを

取っていただく事が出来ました。

 

残った子猫2匹は、保護を試みましたが

飼い主は1匹のみ手放すことに同意、

もう1匹はどうしても手放さないため、

去勢をして飼い主に戻しました。

 

戻した9匹が、平和に健康で

生きてくれますように。

 

NPO法人群馬わんにゃんネットワーク