私がマクロビオティックの勉強のため、
アメリカのクシ・ インスティテュート(KI) に留学していたときのこと…
食事の度におもむろにカバンの中から瓶を取り出し、
テーブルスプーン1杯の液体を飲む大きなアメリカ人がいたので、
何を飲んでいるのかと尋ねてみると、
「オメガ3を摂取するため、亜麻仁油を飲んでいる」
という言葉が返ってきました。
私はこのときにはじめて「オメガ3」という言葉を聞いたので、
さっそく調べてみると…
【オメガ3】
脂肪酸は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられていて、
不飽和脂肪酸は、その構造から
●オメガ3(n-3系脂肪酸)、
●オメガ6(n-6系脂肪酸)、
●オメガ9
に分類されます。
オメガ3は細胞が正しく機能するためには
不可欠なものであると言われています。
オメガ3脂肪酸を含む主な食品は…
☆青魚
☆えごま油
☆シソ油
☆亜麻仁油(アマニ油)
☆くるみ
☆緑黄色野菜
☆豆類など
中でも青魚に含まれるDHA・EPA、
えごまに含まれるαリノレン酸が有名ですね。
オメガ3の効果効能は…
●コレステロールを下げる(LDLコレステロールを下げる)
●中性脂肪を下げる
●動脈硬化・心筋梗塞予防
●高血圧予防
●脂肪肝(肝臓の病気)予防
●脂質異常症(高脂血症)予防
●加齢黄斑変性予防
●メタボリックシンドローム予防
●脳の活性化による記憶力のアップ
●認知症予防
●花粉症・アトピー性皮膚炎などアレルギー症状の緩和
●抗うつ作用・イライラを抑える
●ダイエット
(引用:http://
と美と健康にこだわる人には嬉しい効果がたくさんあるそう。。。
そしてそのアメリカ人の方にさらに聞いてみると
「キレイにダイエットするには、良質な油(オメガ3)が欠かせないのよ。
良質な油は代謝を促して、体脂肪が落ちやすくするの」
という話を聞いた時に、
「ダイエット目的とはいえ、毎日味のない油を飲むのことは、
私にはできないな~」
と思ったものでした。
そのことをKIの仲の良いクラスメイトと話あってみたのですが、
「体に良いものは一物全体で摂取することが、
マクロビオティックなのではないか?」
という結論に至ったので、私たちは油を単独で摂取するのではなく、
オメガ3を含む食品を意識して食べることを選びました。
そのとき私の友人が、
「アメリカ人にとって食べ物というのは、 fuel(燃料)、
日本人にとっては、medicine(薬)。
アメリカ人にとって食べ物が美味しいという価値観念よりも、
栄養が効率的に取れるかということのほうが優先順位が高いので、
油を飲むというような極端なことを好むのかしら?」
といっていたのに、私は妙に納得しました。
ちなみにフランス人にとって食べ物とは、Joy(喜び)だそうです。
さすが食通の国フランスですよね。
フランス料理が世界に君臨している理由がわかった気がしました。
そういえばアメリカ人のどこの家庭にいっても、
切れる包丁と使い勝手の良いまな板はないのに、
数え切れないほどのサプリメンとの瓶が、
所狭しとキャビネットに収納されていて、
びっくりするほど大量のサプリを、
毎日毎日食べていたのを思い出しました。
「そんなに味のないものをたくさん食べて楽しいのかしら?」
そんな素朴な疑問を問いかけてみると、
「食べ物で十分な栄養を摂取できないので、
サプリで補っているの」
という返事。。。
「栄養があっても、味のないものを食べるのは…
私はサプリを食べる分、美味しいものを食べたい」
と私は心の中でつぶやいていました。
みなさんはどうですか??
以来、私はサプリと呼ばれるものはほとんど摂取していませんが、
その代わり栄養効果の高い食材をお料理に使うことを、
大切にしてきました。
そんな私の心に最近ヒットしたのが、
スーパーフード!! 一物全体で食べられて、栄養効果抜群の食材たちです。
さてそのスーパーフードの魅力とはいかに…
この続きはまた明日♪
【G-veggie 4月の1DAYレッスン】
今日も最後まで読んでいただきまして、
本当にありがとうございました。
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お月様のように穏やかな気持ちで、
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