優しき歌
風信子叢書 第四篇
燕の歌
春来にけらし春よ春
まだ白雪の積れども
――草枕
灰色に ひとりぼつちに 僕の夢にかかつてゐる
とほい村よ
あの頃 ぎぼうしゆとすげが暮れやすい花を咲き
山羊が啼いて 一日一日 過ぎてゐた
やさしい朝でいつぱいであつた――
お聞き 春の空の山なみに
お前の知らない雲が焼けてゐる 明るく そして消えながら
とほい村よ
僕はちつともかはらずに待つてゐる
あの頃も 今日も あの向うに
かうして僕とおなじやうに人はきつと待つてゐると
やがてお前の知らない夏の日がまた帰つて
僕は訪ねて行くだらう お前の夢へ 僕の軒へ
あのさびしい海を望みと夢は青くはてなかつたと
青空文庫
知識
叢書(そうしょ)とは、本のシリーズのことである。双書ともいう。
風信子叢書というのはヒヤシンスシリーズということか
多分 信州の草原の朝 夏の花だよね
ギボウシ↓(我が家)
ゆうすげ(ネットから)
わが家の萱草の仲間↓
燕で思い出すこと
佐々木小次郎のツバメ返し錦帯橋のところで練習(小学校・漫画で)
幸福な王子・・・小学校の担任がこの話をしてくれました この話が好きでした
親指姫・・・・いつも思っていました。「この親不孝者めが」
妻「自分で幸福を掴んだらからいいじゃん
寝ているだけの眠り姫
おバカな白雪姫と違って」
ツバメが低く飛ぶと雨
ラテン音楽 ラ ゴンドリーナ
昔 良く聞きました
リブログ
こんな世の中になっていくのですね 黙っていたら
海月