「さらばドリームキャスト」 | Gたかしオフィシャル「Gブログ 2010-2020」

「さらばドリームキャスト」



我が家のドリキャスです。






「シェンムー」というゲームの発売日に購入してからずっと、






12年近く稼働していましたが、先日ついに壊れてしまいました。






そこで今日は、ちょっとオタクな話をしましょう。






「ドリームキャスト」…SEGAの家庭用ゲーム機、最後のハード。






1998年末、当時は家庭用ゲーム機はプレイステーションの独壇場であった。






そんな中、SEGAがセガサターンに継ぐ新ハードを発表した。






「秒間300万ポリゴン」!!(なんのこっちゃ。)






「インターネットモデム」!!(世の中はまだISDN回線。)






「ビジュアルメモリー!!」(すぐに電池切れをおこす。)






その名も、、






「ドリームキャスト!!」(長嶋監督がペナントレースの終盤に言いそうな言葉。)






俺は、好きだったなぁ。チャレンジ精神溢れる、変なゲームが多くて(笑)






当時は変なゲームだと思っていても、今となっては主流になっているタイトルも多くて。






非常にマニアックな話になってしまうので、多くは語りませんが、














「シェンムー」は後の「GTA」「龍が如く」だし、






「PSO」は後の「モンスターハンター」だし、






「湯川専務」は後の「クオカードの会長」ですから(!)






そんなドリームキャストも、後のプレイステーション2の前に儚く散ってしまいました。。






家庭用ゲーム機としては、非常に短命な「2年4か月」の歳月で、SEGAはマスターシステムから続くコンシューマ機の歴史に幕を閉じたのです。






ここからが、ちょっとオタクな話。






セガ・サターンからドリームキャストにかけて、セガを代表するゲームで、






「サクラ大戦」というシリーズがあります。(ギャルゲーではありませぬ。あくまでシュミレーションゲームです。)






このサクラ大戦は、セガ・サターンで1と2。ドリームキャストで1~4まで発売されました。






ゲーム機の売り上げに随分と貢献したタイトル(すみません。Gは最近初めてやりました。)なのですが、







「サクラ大戦4」で、1から続くストーリーのひとつの区切りとなりました。






その「サクラ大戦4」が発売されたのが2002年3月21日。ドリームキャストが製造を中止してから、約一年後です。






このゲームのエンディング曲の歌い出し。






「花の命は短くて、夢見る月日は駆け足で過ぎゆく。」






この歌詞。今にして思うと、ドリキャスのことを言っている気がしなくてならないんですよね。






というのも、サクラ大戦の製作総指揮者は、あの入交昭一郎さんなんですよ。






入交昭一郎さん。ドリキャス発売当時のセガの社長さんです。戦のド真ん中にいらっしゃった方です。






そして、歌詞は「ああ残酷なる時間よ、無慈悲なるもの」に続きます。






わずか二年四ヶ月でその幕を閉じたドリームキャスト。ひとつのシリーズを完結したサクラ大戦。セガの入交社長。エンディングテーマ。






「だがわが胸に咲き誇る、君よ花よ。」






信じるか信じないかは、あなた次第です。






…というわけで、我が家にやってきました。







Xbox360(マイクロソフト)!!






いやいや、ずっこけた方ごめんなさい。ちゃんとドリキャスの魂は引き継がれてますよ。だってドリキャスの端に、








ほら。windows CEのロゴ。







はい。こじつけです。






単純に洋ゲー(アメリカのゲーム)がやりたかったんです。






セガの故・大川会長とマイクロソフトとの間であったドリキャス&XBOX互換の話はさて置きまして、






とりあえず確定していることは、秋から廃人になるということでしょう。





話を戻します。






今となって評価されるゴッホのようなゲーム機、ドリームキャスト。





その無駄に先取りしすぎたシステムの数々。





そんなドリキャスに敬意を込めて、最後にセガを代表するゲーム、





「バーチャファイター」の主人公・結城晶の勝利時の台詞を、






ドリームキャストに送らせていただきたいと思います。






オホン。






『10年早いんだよ!!』








色々と10年早かったです。ありがとうございました。