「魂(勘定)は居酒屋に置いてきた」

今日は、午前中は番組のネタ見せ。





お昼にご飯おかわり無料のお店で、ご飯がまったく進まない「豆乳鍋ランチ」を頼み、











夕方は浜松町文化放送へ。











おなじみ「夕やけ寺ちゃん活動中」で、銀ダコハイボールに突撃レポート。











三週間ぶりのレポーターで、テンションも上がる。





夜は神楽坂の居酒屋で、プロ格関係者の方々と鍋をつつきながら、久しぶりにプロ格トーク。











なぜか、キングカズの話で異常に盛り上がる。





プロ格好きによる、キングファンの、カズへの身勝手な願いは、





「カズをＷ杯のピッチの上で死なせてあげたい」





だった。同点で迎えた、後半残り５分…今までずっとベンチに控えていたカズがアップを始める。





ざわめく会場。沸き上がる「カズ」コール。





そして満を持して、カズ投入。





涙で前が見えないカズ。サポーターもまた然り。





日本では深夜であるにも関わらず、カズ投入の瞬間視聴率が60％を超える。





試合はロスタイム。日本のコーナーキック。逆ドーハのシチュエーション。





遠藤が蹴ったボールを、ガムシャラにヘッドでねじ込むキング。キーパーが見送ったボールは、そのままサイドネットへ。





割れる日本列島。驚愕する世界。





この瞬間、Ｗ杯最年長ゴールが生まれた。





ヘッドをコーナーポストに突っ込んだカズは、ピクリとも動かない。





「…カズ？…カズ？？……カズゥー！！！」





うつぶせのまま、天を見上げる背番号11。





背中から抜けた幽体が、カズダンスをしたまま空に駆け上がる。





「あれを見て！なぜか、私たちの目にも見えるわ！！」





光体に包まれたカズの姿は、そのまま全世界へ中継される。





その日KAZUは、キングからゴッドになった。





こんな無責任な話をしながら飲む酒は結構うまい(笑)