これまでビジネスを通じて、出会った懲りない面々を紹介したい。
自分のコーチのKさんに懲りない面々の華麗なる失敗談を話したら、「それって講義のネタになりますよね」と言われた。
だったら、記録に残す意味もあるのかなと思い立ち、ブログにアップすることにした。ぜひ反面教師にしていただきたい。
ある時、携帯電話の代理店A社の営業マンが会社を訪ねて来た。
営業マンの名前はKという。(本当は、実名を出したいくらいだが)
携帯電話の料金をトータルで削減するという提案だった。
月々6,000円安くなるというので、新しい携帯電話の契約をした。
こっちも忙しいので、携帯電話の請求書をマジマジと眺める時間がなく、数か月くらいがたった。
ある時、携帯電話の請求書を見てみると、どうも話が違う。毎月プラス6,000円になっているではないか!
Kの話を思い出してみると、新しい携帯電話の料金が6,000円で、これまでの携帯の料金が15,000円で、これまでの携帯の料金プランを変更し、月3,000円くらいにする必要があった。
その料金プラン変更をAがもう一度訪問して手続きをすると言ったいたはずだ。しかし、Aは契約後一度も顔を見せていない。
代理店A社におかしいと連絡をすると、
「Kは辞めました。」とのことだった。
では、Kから何か引き継ぎを受けてないか尋ねたが、知らないと言う。
仕方がないので、電話口に出た営業のTにもう一度経緯を説明し、差額の6,000円×5ヶ月分を返金してほしいと、交渉した。
問題が解決されるまで、何回も電話でやり取りしたり、Tが説明に来たりと、対応に時間と労力をムダに使わされた。
ここの会社は、いつも電話口で待たされる時間が長いのも腹が立つ。最高20分くらい保留にされたこともあった。切ってやろうかと思うのだが、この会社はそこで切ってしまうと、もう掛かってこないという不安があったので、待ったのだ。
結局、上司と相談して、これまでの差額の半額(15,000円)が返金されることになった。
その時、いつ入金されるかを確認すると今月か来月になります、とのことだった。
それから2ヶ月たち、ふと思い出し、入金があったのかと、銀行通帳を見ても入金がない。
激怒して、再度Tに電話。
どうなっているかと今後の対応を詰めよった。(といっても、怒鳴りまくったりしたわけじゃないですよ。念のため。)
すると、信じられないことにその後Tとの連絡が取れなくなった。A社に電話して、伝言を頼むもコールバックがなく、1週間くらい放置されていた。
怒りより、呆れモードになって、再度A社に電話し、Tの上司を出してくれと頼んだ。
すると、
「上司のKです。」(最初に営業に来たKと同じ名字だった!)
「あれ、Kって辞めたんじゃなかったっけ?」
「それは別のKです。」
「えーっ、Kってそんなに多い名字じゃないと思うけど・・。」
「別のKですね。」
「あ、そう・・・。」
で、Tの顛末を話し、もう解約したい旨を伝えた。解約にあたってはこれまでの、差額全額と解約手数料を負担するように交渉した。
そのKは、さらに上司に相談して回答しますとのことだった。
Tとのこともあるので、いつまでに回答をくれるかを確認したら、今週中とのことだった。
しかし、またもや金曜日が過ぎ、連絡がなく、土日をはさんで月曜日になってしまった。
もうだんだんどうでもよくなってきたが、再度A社に電話し、Kの上司を出してくれと頼んだ。
出てきたSという上司に聞くと、Kからも、Tからも何も報告を受けていないという。
あ~あ~あ~、もう脱力を通り越して、コメディーになってきた。また一からことの顛末を話す。
Kから金曜日までに連絡をすると聞いているが、どうなってるのかKに確認してくれと頼んだ。
すると長い保留の末、「Kは土曜日に電話したそうです」、と言う。
「いやいや、着信履歴が残ってないですよ。例え、圏外でも着信履歴は残りますよね?」と言うと、
「Kは、電話していないのだと思います。」
何でKは、こんなすぐバレるようなの稚拙なウソをつくのだろう。。
ただ、このSという上司は、なかなかしっかりとした対応で、私が責任を持って解決します、と言ってくれた。
「あ~、こんな会社にもまともな人間がいたんだ~」とホッとする。
でも、ホッとしている自分に「何でオレがこんなことでホッとしなければならないんだ!」とまた怒りが込み上げてくる。
最後に、Sに聞いてみた。
「KっていうTの上司は、最初に営業に来たKとは関係があるんですか?あまりない名字なので、もしかしたら親戚かなっと思いまして。」
「えっ、Kは一人しかいませんけど・・。」
「えーーー!?Kは、そのKは辞めましたって、言ってましたよ!?」
「と、と、ということは、営業に来たKが自分の対応のせいでトラブルになっているのに、一切謝罪せず、問題解決を放棄し、別人になりすましてやりすごした、ということですよね?」
「はあ、申し訳ありません。どうやら、そのようですね。」
「はぁ~~~(長いため息)、あの~、言いたくないですけど、こういう小学生レベルのウソをつくような人間を雇用されている御社もどうかと思いますよ。」
その後、すぐに差額と解約手数料が振り込まれた。
ああ、懲りない面々。
この交渉に費やした時間と労力とを返してくれ!
K君とT君は、今回のトラブルから何かを学んでちょっとは成長してほしいね。