弊社のソリューションの特徴であるマネジメント実践道場やアクションラーニングでは、半年から1年以上に渡ってクライアントとのお付き合いが続く。
ファシリテーション上の必要もあって、クライアントの業界のことは、なるべく調べるようにしている。
もともとマーケティングのコンサルティングの会社にいたので、業界研究は自分のDNAの中に組み込まれているのかもしれない。マーケティングの仕事をするには、クライアントより業界のことに詳しくなければ仕事にならない。
また、いろんな業界のことを知って、受講生と突っ込んだ会話ができるのも楽しい。
「ライバルのA社は新素材を使って、攻勢をかけてきていますが、営業としてはそれをどう捉えていらっしゃるんですか?」
「ああ、あれは一部では騒がれていますが新素材の弱点はこれで、うちとしては脅威に思っていないですよ。」
などというやり取りが重要なのだ。
単に講師とかファシリテーターという立ち位置から、急に距離が近づくのがわかる。
受講生からは、「うちの会社のこと良く知っていますね」などと言われるし、親切にいろんなことを教えてくれたりする。
そういう会話から、業界の裏事情が見えてきたり、受講生の本音が垣間見えたりするものだ。
研修講師の中には、フラットな見方をできないのでクライアントの業界情報はあえて調べないという方もいるが、私はとことん知りたいほうだ。
あるクライアントのおかげで、ここ1年で鉄道のことにすごく詳しくなった。鉄道というのはマニアックなファンがたくさんいるので、情報誌も多い。
だいたい新幹線や在来線、私鉄の車両がどのメーカー製造なのかもわかるようになってきた。
また、新たにお付き合いし始めたクライアントからは技術者魂や伝説の開発物語がたくさん聞けて、これも面白い。