赤坂にあるANAインターコンチネンタルホテルの37階の皇居と国会議事堂を見下ろせる素敵な部屋で、勉強会があった。


慶応大学の田村教授に交渉学について講義をしていただいた。


交渉学の目指すところは、WIN-WINの結論であったり、創造的問題解決であるという。そのためにディベートのトレーニングをするという。


なぜディベートが創造的問題解決につながるのかを質問した。


まずは、対立軸をハッキリするということや対立して痛い思いをするということが、結局WIN-WINにつながるそうだ。


対立を経験せず、あいまいなまま調和的交渉術を習っても、あまり実感を持って習得させることができないそうだ。


大学のカリキュラムやゼミでは1年間で、ディベートや交渉学を学んでいき、最終的にWIN-WINに行きつくという。


しかし、企業での交渉術の多くのプログラムは、いたずらに対立をあおるだけで終わるものも多い。たった2日間で、論理的思考とディベートをやっただけでは、そうなるのが必然だろう。


ディベートというものは対立を深めるだけで、結局創造的な解決策には結び付きそうにないと思っていたので、新しい発見であった。


普段から扱っているダイアログと一見正反対の手法に見えるが、そうではないということだ。


ただ、ディベートから入って、調和に至るまでには、感情的やコンテンツ的なコンフリクトを多々乗り越えないといけないので、感情やエネルギーが無駄のような気がしないでもない。


最初から調和的に入るチームビルディングやダイアログのほうが性格的に向いているのかもしれない。


ファシリテーターの視点