研修の前には、リハーサルが欠かせない。


しゃべる内容の確認と表情のチェック、進め方の確認をする。

当然ながら、駆け出しのころと今とでは、リハーサルにかける時間も違うし、力を入れるポイントも違ってきている。


ここ最近は自分でデザインした企画で、自分が作ったテキストで研修を実施する場合が多く、当然自分が作ったものだから、リハーサルも短くて済む。


しかし、他人がデザインした研修は、やはりリハーサルに多くの時間をついやすことになる。


なぜ、こういう話の流れなのか、どういう背景やロジックでもって、このスライドが存在しているのか、そういうことを理解することが必要である。


そしてそれを理解するには、リハーサルをするしかない。


リハーサルをしていると、デザインした人の意図や知識レベル、苦悩、なぜここで言葉足らずなのかなど、その人の性格や考え方のパターンまで見えてくる。


という話をしていたら、


「なぜ、そんなことまでわかるんですか。」と質問した人がいた。


「それは、研修と受講生が好きだからじゃないかな」と答えた。


こんな言葉を読んだことがある。


「その人が何を愛しているかを知るには、その人が何に時間を費やしているかを見ればわかる」


私は、「研修やその準備に最も時間をかけているので、研修そのものや受講生を愛している。」ことになるのだろう。