グループ・ディスカッションは、あるテーマについて参加者に考えさせたり、意見を共有したいときや深めたいときに実施をする。また、参加者同士でコミュニケーションを取ることで、仲間意識を醸成することもできる。
グループ・ディスカッションのデザインとしては、テーマの選定、落とし所、時間が大切である。
何の研修かによってテーマは変わるが、階層別研修では、割と決まったテーマが多き。例えば、新人研修では、「学生と社会人の違い」や「プロとは何か?」、「なぜマナーが必要とされるのか」などのテーマで話し合うことが多い。また、マネジメント研修では、「マネージャーの役割」や「現場の問題点」などを取り上げることが多い。
落とし所とは、ディスカッションの最後に意見をまとめるのか、結論を出させるのか、発表をするのかということを決めることだ。
話し合うだけならそんなに時間はかからないが、グループで1つの見解にまとめるとか、発表させるとなると、収束の時間が必要である。
また、発表させるのであれば、口頭で、模造紙で、PPTでと発表の方法によって、準備時間が異なる。
発表時間も全グループ発表させるのか、一部のグループだけなのかで大きく時間が変わってくる。同じような内容の発表が続くのであれば、全グループ発表する必要はないかもしれない。
インストラクションとしては、きちんと落とし所と時間を伝えることと
時間については、厳守させることもあれば、進捗状況によってフレキシブルに対応することも可能である。タイム・マネジメントを意識させたい場合は、時間を厳格にするといいだろう。
グループ・ディスカッション時に、グループの状況を観察し、盛り上がっていなければ介入することが必要だ。もしかすると、指示が理解されていないかもしれないし、テーマが難しすぎるのかもしれない。
ディスカッション時のちょっとしたコミュニケーションが、講師と受講生の信頼関係が生みだす。