TTT を受講した後、講座の中で紹介されていた大脳生理学と心理学の本を買い込み、嬉々として読み進めている。
我ながら、あふれでてくるような知的好奇心に、少しばかりのとまどいを覚えるが・・・。
ここ最近勉強している統一場心理学 の吉家先生によれば、「知的好奇心は、高級な欲求ではなく、実は最も基本的で原始的な欲求のひとつである。」と指摘されている。
よって、マズローの欲求段階説に、“知的欲求”を追加して理解するほうが自然だとされている。
ようするに、心の構造上、わからないことをそのままにすることは心を不安定にするらしいのだ。たくさんの情報を集めると、それに関する知識は大きくなり安定する。その安定感が心地よく、また新たな知識を求めるのだろう。
受験勉強で学ぶことにトラウマがある人も多いが、本当は学ぶことは人間の根源的な欲求であり、楽しい経験だと思う。
私にとっては、新たな知識を吸収し、整理し、自分の中で再構築するということは、自分の講義やテキストが充実し、安定することにもつながる。
講義のためのネタが増えていくことが楽しいし、それは私の研修を受けてくれる受講生のためにもいいことである。
ドラッカーの知識労働者という概念も、学ぶ楽しさ、根源的な知的欲求がベースとしてないと、確立しえないものだ。
そこに言及がないということは、ドラッカー自身は労働者の知的欲求を所与のものとして考えていたらしい。