ロジカル・シンキングの落とし所や行き着く先は、問題解決であるべきだと思う。


ロジカル・シンキング研修の中には、ディベートを落とし所に持っていくものもあるそうだが、今の時代に相手をやりこめる技術を学習しても現場で成果をあげることは難しいだろう。


そもそもディベートや交渉術が必要とされるような場面を作り出したことや、それまでの関係性に問題があるといえるだろう。


それはさておき、私の問題解決研修では、まず問題の定義をすることが、基本中の基本であるとお伝えしている。


問題解決は問題を定義するところからスタートする。


問題とは何か。


それは、目標と現状のギャップである。


どういう状態が理想なのか、それと比べて現状はどうなのか。言い換えると目標の明確化や現状把握が重要なのだ。


問題解決ができずに混乱している現場を見てみると、この目標の明確化と現状把握ができていないことが多い。


わかりやすく言うと、大阪に行きたいのか、仙台に行きたいのかゴールがあいまいで、しかも自分が今どこにいるかわからなければ、どうやっていけばいいかわかるはずもない。


にもかかわらず、新幹線がいいだの、飛行機が早いだの、夜行バスはコスト・パフォーマンスがいいだの、解決策に議論が集中する。


しかし、そんな混乱も研修で1~2時間、頭に汗をかいて考え抜くとだいたい出口が見えてくるものだ。