企業研修の場合は、アンケート評価によって講師も評価されるので、おろそかにはできない。
最近の個人向けセミナーでのアンケートは、研修自体を評価したり、講師を評価する欄がないのものが増えてきた。
評価されたくないというウブな感じが笑える。だったら最初から無理にアンケートなんて取らなければいいのに。
それはさておき、アンケート評価を高めるためのポイントを整理してみよう。
まずは、これまでも何度も指摘しているが受講生とのラポール形成である。
親しくなるとあまりに低い評価はつけにくい。それが人情というものだ。
だから、なんとなく研修に反感を持っていそうな受講生や理解度がいまいちな受講生には、休憩時間に積極的にコミュニケーションを取りに行くこと。
それから、アンケートの評価項目をきちんと頭に入れておくこと。
「研修の学習項目は理解できたか?」や「講師の説明はわかりやすかったか?」、「講師の質疑応答はわかりやすかったか?」、「研修で習ったことを職場で使えそうか?」などが代表的だろう。
質疑応答の項目があるのに、質疑応答の時間を取らなかったら、評価のしようがない。
それを踏まえて、研修全体のおさらいをすること。理解度が増す。
個人の内面や行動変革にアプローチする内容の場合、変わりたくないとの想いから反感を招くことがある。
そういう時は、「今もやもやしている人やすっきり腑に落ちていない人も、それが今の状態ですから、これでいいのです。」、「悩んでいること自体が成果なのです。後で答えが出ます。」などと畳み掛ける。
NLPでいうところの、リフレームというテクニックである。
また、アンケート記入中に教室をコツコツと歩き回る。無記名のアンケートでも記入中に講師が歩き回っていると、あまり低い点をつけにくい。
まあ、ここまでしないといけない事態は、研修がうまくいっていないということの裏返しだが・・・。
高い評価の大前提は研修がねらい通りに着地したということ。ここがブレていると、あまり高い評価は望めない。
だから、プログラムのデザインとリハーサルは徹底的に行いたい。