研修終了時に、受講生から拍手をもらえると嬉しいものだし、励みにもなる。


拍手をもらう一番簡単な方法は、司会者に頼ることだ。


「それでは、講師の○○先生に拍手をお願いします。」


でも、促されての拍手では物足りないし、司会者のいない研修では頼ることはできない。


そこで、拍手をもらうための基本要素をお伝えしよう。


まず、受講者と講師の間にラポール(信頼関係)が築けていることが大前提である。


ラポールについては、研修開始後15分間でほとんど決まってしまうために出だしが肝心である。(参照:「研修開始からの15分間」:http://ameblo.jp/g-solution/entry-10406224030.html


次に、最後の締めのレクチャーに感動的な話を持ってくる。また、受講者の状況と未来に絡めたり、格言で締めくくっるのもいいだろう。


また、自分はあくまでも皆さんを支援している。成功をお祈りしている。ということも伝えたほうがいいだろう。


例えば、「今の皆さんの現状はこうです。(現状を語る)ただ、皆さんには輝かしい未来が待っています。(その情景をビジュアルに語る)それをいつの日か実現できるように明日からがんばってください。応援しています。」


などと言えばいい。


もちろん言うまでもないが、本心から誠心誠意お伝えすること。


口先だけなら、言わないほうがいい。メラビアンの法則により、言っていることと思っていることに違和感を感じるともうおしまいである。


さらに、自分より年配の受講者の場合は、若輩者の講師である、まだまだ経験不足の講師であると自分を下げて、謝罪とお礼を述べる。研修中に指示命令をしたが役割の上だと断ったり、聞き取りにくい点や名前間違えたりしたことを謝罪する。


謙虚な姿勢を見せることで、思わず拍手を誘うのである。


最後にやや強引な方法だが、感謝を述べ、お辞儀をし、拍手があるまで頭をあげないという方法もある。


ご自身にあった方法を試してみるといいだろう。


拍手をもらったときには、照れずに堂々とお辞儀をすること。照れるとみっともない。


しかし、慣れてくると拍手に興味がなくなってくるのも事実。


拍手よりも(自分自身の評価よりも)、受講生の成長や変化に意識がいくようになるのだ。拍手をもらわない方法もある。いくら拍手したくてもタイミングをずらしてやると拍手はできない。 


「はい、終了。早く帰ってくださいね。」とクールに言い放つ。