番外編:


知り合いの会社での社内研修での事例だが、あるとき社内講師をベテラン講師から新人講師に変更をしたそうだ。


その方が言うには、おせじにもいい研修とはいえないような講師ぶりだったそうだ。


肝心なところで、しどろもどろになる。するべきレクチャーを忘れる。順番が前後する。質疑応答もあまりうまく受け答えもできなかったらしい。


研修終了後のアンケート評価も新人講師は散々だったようだ。


しかし、研修終了後しばらくたってから職場での実施や役に立っているかどうかを追跡調査すると、ベテラン講師よりも新人講師のほうが高いポイントになったという。


ベテラン講師のプロセスは完璧に近かった。一方、新人講師のプロセスは乱れまくった。


どういうことなのだろうか。


まだ仮説に過ぎないが、プロセスを乱すことで、研修終了後に何か影響を及ぼすことができているのかもしれない。昨日紹介したテレビドラマの例と同じである。


もしかすると、ベテラン講師の流れるような研修運びが、逆にアダになっている可能性もある。


高いアンケート評価を取れる、すなわち完璧なプロセスを演出できる講師ほど、ヤバイかもしれないのだ。


この仮説に関しては、今後も慎重に研究していきたい。