ファシリテーション編:


コンテンツとは、話し合われる内容であり、アジェンダであり、発言内容であり、意味であり、共感であり、結論であり、最終的なアウトプット―議事録、解決策、行動計画、役割分担―である。


一方、プロセスとは段取りであり、進め方であり、時間であり、ステップであり、局面であり、場の雰囲気であり、会場(会議室)そのものであり、声の大きさであり、意識であり、情熱である。


そして、このコンテンツとプロセスのバランスを取れることがいいファシリテーターの条件だと思う。


コンテンツに介入しすぎると参加者から自主性や考える機会を奪い、ファシリテーターに依存させてしまう。


逆に、プロセスのみにしか注意を払わないファシリテーターは、参加者に頼りない印象を与えてしまう。


大いに盛り上がった会議だけれども、議事録も取られず、役割分担も決まっていないといった失敗は、プロセスに重きを置きすぎた結果だろう。


ファシリテーターは、プロセスをデザインし、コンテンツを決定し、その場の状況に応じて、プロセスを変更し、コンテンツを割愛したり、追加したり、最終的に成果を出さなければならない。


それも決められた時間内に。


それゆえ、ファシリテーターには、極限まで高められた集中力とバランス感覚、臨機応変さが求められる。