最近の出版事情について、あるベストセラー作家は、時代のキーワードは、「自分らしさ」や「等身大」、 「身の丈に合った」で、「成功する」や「努力する」はもはや売れないと言っていた。
「成功する」は昭和のキーワードであと10年で賞味期限切れだと喝破していた。
そういう話を聞くと何となく心地が良くないのは、自分がどっぷり昭和世代につかっているということか。
ただ、ビジネスで考えると、商品を提供される側としては、提供する人の「自分らしさ」よりもクオリティが大切なのであって、単なる自己満足や自己陶酔にしか感じられないサービスはご免こうむりたい。
ある人が10年ぶりくらいにディズニーランドに行って感じたこと。
「キャストの質が変わった。サービスを一生懸命やっていますと見せ付けられているようで、気持ちがなえた。昔のキャストは、さりげなくすごいサービスをやっていて、すがすがしかったのにね。」
その話を聞いて、もしかすると最近のキャストは「自分らしさ」に自分で酔っているのかもしれない、と思った。