研修をする際に、緊張してうまくしゃべれないかもしれない、などと不安になることもよくあることだ。
そこで、研修やファシリテーションで緊張しないための処方箋をいくつか示したい。
まずは、講義内容や進め方の徹底的なリハーサルをすること。あれだけ練習したのだという事実が自信につながる。
逆に言うと、リハーサルをおざなりにしてぶっつけ本番に近い状態で臨めば、緊張しないほうがおかしいだろう。
プロのすることではない。
研修開始の直前には一人になって、もう一度進め方をイメージすること。深呼吸で呼吸を整える。呼吸をすることに神経を集中すると、不思議と落ち着いてくる。
瞑想や呼吸法に通じている人は、それも試してみるといい。
さらに、NLPのテクニックであるアンカリングを使う。自分が最高の研修をしている場面を想像し、人差し指を握るという動作を繰り返す。何度も練習すると、人差し指を握っただけで、最高の気分になれる。
ぜひ、試してみてください。
ただし、試してみても、緊張を完全に取り去ることはできないかもしれない。
緊張することは、決して悪いことではない。
知り合いの心理学の先生が言うには、緊張している自分を責めたり、認めないことが一番よくないそうだ。緊張と仲良く付き合えるようになるといいだろう。
大ベテランの講師でも毎回緊張するという人もいる。誰だったか忘れたが、「研修で緊張しなくなったら、講師を引退する時」と公言している講師もあるくらいだ。
ここまで書いてきて言うのもなんだが、私は元々あんまり緊張するタイプではない。
なぜあまり緊張しないのか、いくつか思い当たることがあるので、さらに考察してみたい。
(続く)