沢庵和尚の『不動智神妙録』に、千手観音を例に引きながら説明するくだりがある。


曰く、千手観音は千本の手を自由に操っているが、一本一本の手に意識を集中してしまうと残りの手は役に立たなくなる。一本の手に捉われることなく自由自在に心を動かすことで、全体を操れるようになるという。


不埒にも千手観音を経営に例えるという着想が湧いてきた。


ひとつひとつの作業や商談、研修に捉われることなく、全体的に調和して、顧客満足を引き出せたら最高なのに。


千本どころか、3つの事業ドメインをやりくりするだけで、四苦八苦しているのが現状だ。


しかも、自分が研修やファシリテーションをしている時間は、「手」になりきっているわけだから、これまた頭の切り替えが難しい。


研修やコンサルティングは、自分自身が商品でもあるので、商品になりきっている時間(客先での研修中やコンサル時)は、経営やマーケティングの仕事、事務作業などは、当然ながらストップする。


これをどう克服するかが課題だ。



(『不動智神妙録』を読んだのはなぜ?:http://ameblo.jp/g-solution/entry-10292150937.html