先日、パートナーの研修会社の経営者から、提案書について、おほめのお言葉をいただいたので、ふと思い出した。
提案書を作ることは、命を削る作業だ、と喝破したコンサルタントがいたなあ。彼の提案書は、一流だった。プログラム・デザイナーとしては、彼の薫陶を受けた一人だと言えると思う。
私は、命まで削っているとは思わないが、提案書に想いを込めることはしている。
クライアントの成長や変革を願って、ワクワクしながら書く。クライアントの担当者の顔を思い浮かべながら書く。研修を実施したときの受講生の顔を思い浮かべながら書く。
そうすると、適当でいい加減なことは書けなくなる。少しでも不安なことは、きちんと調べてから書く。こんな絵があるとわかりやすいかなと、絵を追加する。
そうやって、出来上がった提案書は、深みがある。プレゼンするときもこれが一番の提案であるという気迫や凄みがある。
そういう想いが相手に伝わって、仕事が取れるんだと思う。
思い返すと、眠気と戦いながら自分で自分を鼓舞しながら書いた提案書は、コンペで勝ち残ったり、逆に金のために書いた提案書は、売れなかったりということが多々ある。