東京都港区にある愛宕山と愛宕神社をご存知ですか?

東京メトロの神谷町駅から徒歩5分くらいのところにひっそりと、本当にひっそりとたたずんでいるのが愛宕山だ。山というより丘だ。標高は26m、港区で一番高い山だそうな。

ちなみに、京都にも明智光秀が本能寺の変の前に参ったという愛宕山と愛宕神社があるが、東京の愛宕神社と並んで全国に900以上ある愛宕神社の総本山らしい。

江戸時代には江戸市中や東京湾を一望できたそうだ。当時は江戸庶民の憩いの場で、また地方から出てきた見物人も多かったのだろう、茶店なども何軒か出ており、大変賑わっていたそうだ。そう言えば、葛飾北斎の『富嶽三十六景』の中にも愛宕山から見た富士山というのが確かあったはずだ。

幕末には、勝海舟が愛宕山に西郷隆盛を呼び出して、眼下に広がる江戸を見ながら、この江戸を火の海、血の海にしたくないという話をし、結果として江戸城の無血開城を果たしたという。

そんな由緒ある愛宕山だが、登ってみるとがっかりする。現在はホテルや高層マンションに囲まれていて、愛宕山に登っても何も見通せないのだ。思いっきりイマジネーションを膨らませるしかない。

ちなみに愛宕山には、田崎真也のワインサロンもある。こっちのほうが有名だったりして・・。