6月18日に開かれた東京都議会で、みんなの党・塩村文夏都議の質問中に、女性蔑視の野次が他の党の議員か..........≪続きを読む≫
都議会での女性議員に対する
セクハラヤジ
が大ブレーク問題化していますね。
よくある表現では
「これが企業だったら、社会常識のかけた責任問題だ」
っていうのですが、
いやいやいやいや
そんな比較自体が、そもそもナンセンス!ヽ(゜▽、゜)ノ
企業運営は民主主義じゃないんですよヽ(゜▽、゜)ノ
民主主義っていうのは、言葉の戦いの世界なんです。
企業は、例えるなら、「王国」に近い。
中華人民共和国は、まさに「大企業」です。
一部の幹部役員⇒党幹部が、モノゴトのすべてを決めて、
人民大会議っていう表面的な株式総会的なもので拍手されて政策決定です。
本来の株式総会とはまた違いますけど。
でもって、そういう「王国」とか「中華人民共和国」的な世界では
ヤジは「秩序を乱す悪」でしかない。
だから激しく忌み嫌われるわけです。
でも、民主主義は企業運営じゃないんですよ。
ケンケンガクガクの議論の末、多数決で決めるわけです。
独裁じゃないって、つまりそういう事なのです。
たとえばイギリス議会を見てみましょう
↓
http://www.youtube.com/watch?v=dgQKHjn0w04
すげぇヤジのアラシです。
すげぇヤジのアラシです。
そういう中で、議会を仕切れて、自分の発言を通せる、議員たちに聞かせられるモノが民主主義のリーダーシップなのです。
今回の女性議員は、その場では泣いて
あとから騒ぐなんて、議会制民主主義のやり方じゃありません。
それに「同情」してヤジした犯人探しや、抗議の声を上げるのも、
議会制民主主義を理解していません。
そんな情緒に流されるようなやり方を容認したり是認したら、いつまでたっても議会制民主主義なんて成立しません。
そもそも議会場が対面式でなくて、扇形っていうのが間違っているんだと思いますけどね。
ヤジも含めて、相手の主張、発言は、それはそれで尊重する。その自由を認めてはじめて民主主義なんですよ!
議会での発言は、議会で仕切るべきです。
議会外でやる事は、議会で起こった事を元に「選挙の時に判断する」だけです。
今回の大騒ぎは非常に間違えているように思いますよ。
私は!