頑張っている人に「頑張って」と言うのが応援


頑張っていない人に「頑張れ」と言うのはヤジ


後者にはもとより善意などない


前者は善意の皮を被った悪意だ


応援する人は

頑張っている人を見るのが好きなのだ

だから頑張っていない人を応援しない

頑張っていないから「頑張って」と言うのではなく、頑張っている人を見るのが好きだから「もっと頑張って」と求めるのだ


搾取だ ポルノだ


アスリートというマイノリティだ

観衆はマジョリティだ




せめて正当な対価を


「傲慢な無知を憎む」


と芥川賞を受賞した市川さんは言った らしい



市川さんはソクラテスだ


ソクラテスがまちなかでソフィストたちを論破して見せたのはなぜか


それは哲学というよりも

哲学の教育だ


うすうす気付いている自らの無知に無意識のうちにフタをしている世間の者たちを

(これは、ローマ人がキリストを殺したという事実をかえりみないローマキリスト教徒の行っているという、「選択的健忘」と同じだ。)

「無知の知」へといざなうためのものだ。


そのせいで、ソクラテスはアテナイ市民から嫌われた

死刑になるほど



「憎む」と

敵意を「見せて」いるのだ


もちろんソクラテスだって嫌われることが目的ではなかったと思うけど



「蜘蛛の糸」のお釈迦さまも


カンダタに糸を垂らしてやったのは


カンダタのすべてをご存知のお釈迦さまがそうしたのは


カンダタの発言も糸が切れる未来もご存知のお釈迦さまが



罪の自覚を その自覚が欠けていることの認識を

カンダタに促すためのこと


無知の知からしか始まらない


それなくしてアブラハムのマネだけすれば

ただ自らの子を死なせるだけ



いつだっただろうか


「オタク」と

島崎遥香さんがファンのことを称したら、

まわりにいたメンバーにちがうでしょと


言われる姿をテレビで見た。




当時は アイドルの中にも

客の中にも


【「オタク」と言われるのがイヤな客もいる】という認識と


【「オタク」と言われることをむしろ好む客がいる】という認識が


混在していたように思う。



ちひろ展 があるというので

 

行ってみた

 

 

ほんものでもないし

 

展示数も多くはないし

 

 

まあ こんなものかな

 

期待しすぎなければ

 

たのしめました

 

 

むしろ 常設展に 興味をひかれるものが いくつか

 

 

 

玉音放送をはじめて聴いた

 

 その気になれば ネットで簡単に聴けるのかもしれない が

 

「米英中ソの共同宣言」と言っていた

 

 

パンプキン(爆弾)のこと

 

長崎に落とされた原爆と同型につくられて

 

模擬爆弾として 投下予定地域の周辺地域に落とされたもの

 

原爆ではない模擬爆弾といえども 大型の爆弾で

 

空襲を受けた地域には被害が出ている が

 

それよりも おどろいたのは

 

8月14に 春日井に4発 豊田に3発 投下されていること

 

 

そして

 

象列車

 

アイドルファンの定義

 

①アイドルはトイレに行かないものとと本気で信じている者

 

 

②「がんばってください 応援しています」という者

 

 

入場料にふさわしいステージを見せるという交換

 

をこえて

 

「応援してください がんばります」というアイドル

 

「がんばってください 応援します」というファン

 

そして実際に そのアイドルが参加してもいないCDを

 

聴くはずのない同じCDを大量に

 

投票権のために購入するという 応援を 実際にした

 

ファンに対して

 

 

 

 

裏切った

 

裏切ったと言うことは正しい

 

 

でも ファンの方が裏切るしね

 

 

人気って 人気の浮き沈みって ファンの

 

「応援しています がんばってください」って言う人たちの

 

移り気の証拠でしょ

 

 

お互い様 です

 

 

 

払った金の分見せてもらえればいい

 

余分に支払って

 

「応援している」気分に酔うので満足できず

 

相応の見返りを求める

 

勝手な期待だ

 

 

自分の見せているパフォーマンスにふさわしい対価を観客に求めるのをこえて

 

見せている分聞かせている分以上の支払を期待するのも勝手

 

 

目は口ほどにものを言う

 

 

口から漏れる嘆息も

 

何かを伝えようと意図して出したものではないが

 

ことば以上に意味を持っているし 表現している

 

 

そばにいる人には 本人以上に 分かってしまう

 

 

そして 本人も 自分の出した嘆息がきこえたとき

 

きいたのではなく きこえてしまったとき

 

気づく おどろく 自分の心がこんなところにあったのだと

国会議員大西英男の自民党部会での発言について

 

報道では

 

「がん患者は働かなくていい」

 

あるいは

「がん患者は働かなければいい」

 

と言ったとされているが、

 

どっちなんだ?!

 

「しなくていい」というのと「しなければいい」というのは

 

まったく違う意味を持つのだが・・・・

 

 

音声データがあるというので 動画サイトで探してみた

 

それらしいものがあったので聴いてみたが

 

 

「働かなければいい」

 

そう聞こえた。

 

私の聴いたものが真実の「音声データ」であり

また私が聞き違えているのでもない としたら

 

「しなくてもいい」といったという報道はウソである。

 

また、議員のヤジを、「しなくてもいい」と報じるメディアも「しなければいい」と報じるメディアも、いずれも、そこに「がん患者は」という主語を付けているが、それもウソである。

 

補うのであれば「そんな職場で」という修飾語である。

 

「趣旨が違う」と、大西議員が言っている方が真実である。

 

 

 

「そんな職場で働かなくていい」というのなら

 

責任をもってこの国をそういう社会にしてくれればいいのである

 

 

がん患者が受動喫煙を強いられる職場を

拒否する権利が保証される世の中になるよう

頑張って欲しい!!

 

「そんな職場で働かなくていい 

俺が責任持ってそんな職場で働かなくていい社会にする」

って言ってくれる政治家になら

 

私はすすんで投票する!!

 

 

しかし大西議員は

「そんな職場で働かなければいい」

と言ったのではないか

 

 

「しなくていい」というのは「してもいい」ということ

 

つまり 権利!!

 

いっぽう 「しなければいい」というのは

「するのはよくない」ということ

 

つまり 「よくないことをしようとしている」と

相手を非難することばだ!!

 

 

たとえば 大西議員に対して もし

 

「言わなくてもいいことを言った」と言えば

 

 あえて勇気ある発言をしたと讃えることばにもなりえる

 

「言わなければいいことを言った」と言えば

 

 もちろん発言を非難することになる

 

 

「そんな職場で」と付いていようが「働かなければいい」ということは

 

「そこで働くことを選択する」(他処で働く選択肢がない一択だとしても)ことを否定的に評価することばだ

 

「働く自由」「働く権利」を否定することばだ

 

絶対に認められない発言だ

 

 

「そんな職場で働かなくていい」というのなら

 

「働くこと」を否定するのではなく

「そんな職場」を否定することができればいい

 

「そんなではない職場」が選べればいい

 

しかし選べないのが現実ならば

 

名目的には権利がありながら

 

現実には選べない社会ならば

 

むしろ 義務 を課すのが政治の役割ではないのか?

 

 

たとえば 育児休暇

 

権利としてとれる職場でも とらない従業員が多い

 

現実にはとれない

 

とっていい とらなくてもいい というのが権利

 

しかし とれるのが法であってもとらないのが社会であれば

 

とれないのだ

 

こういうケースで 本気で権利を保証したいと政治家が考えれば

 

暫定的に まずはとることを義務にするのではないか

 

 

受動喫煙にしてもしかり

 

 

 

 

 

 

 

 

アイドルはトイレに行かない

 

 これがアイドルの定義。

 

 

ファンだって 知っている 彼女たちもトイレに行くということを

 

 しかし 本気で信じている

 

 アイドルはトイレに行かないと

 

 

「アイドルとは トイレに行かないものと

 

 ファンによって本気で信じられている人 である。」

 

 

サンタはいると 信じられている

サンタはいないと知っている人々によって

 

 

 

トイレに行くのも 恋愛をするのも

 

 自然なこと

 

 

しかし それをしないと信じている者を 客として稼ぐ

 

職業としてのアイドルとは そういう存在ではないか?