2021 J1リーグ戦力分析① | ヒロミツDiary 〜更新は忘れた頃にやってくる〜

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福岡在住
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2月26日金曜日2021年のJ1リーグが始まります
過去最多の20チーム、4チーム降格というサバイバルの中で昨年圧倒的強さを見せた川崎フロンターレを止めるチームが現れるのか?はたまた2017年から4年連続でタイトルを獲得してきたフロンターレが更なる黄金時代を築くのか?
非常に楽しみです
さて、今回からは2021年のJ1リーグを見るなかで個人的に気になった5チームの戦力分析を行っていきたいと思います
第1回は昨年の覇者 川崎フロンターレです

主なIN/OUT
IN
MF ジョアン・シミッチ→名古屋グランパス
MF 橘田 健人→桐蔭横浜大
MF 小塚 和季→大分トリニータ
FW 遠野 大弥→アビスパ福岡(レンタルバック)

OUT
MF 下田 北斗→大分トリニータ
MF 守田 英正→🇵🇹1部 サンタ・クララ
MF 中村 憲剛→現役引退
MF 斎藤 学→名古屋グランパス

POINT
~史上最強の青黒軍団 次に見据える先は~

3連覇を逃した2019年シーズンを経てチームが目指したのは(継続と育成) 
即戦力の獲得は湘南から獲得した山根選手とジオコ・マテウス選手という泣き所だった右サイドバックのみでその他は大卒の三苫選手や旗手選手と5人のルーキーで新陳代謝を図りました
新たなシステム4-3-3で臨んだルヴァン杯初戦で攻撃陣がいきなり5得点の大爆発
開幕戦のサガン鳥栖戦こそスコアレスドローに終わるもコロナ中断再開からいきなり10連勝を達成 
アウェイのグランパス戦で敗戦もそこから11月のホーム札幌戦で敗戦するまで12連勝し11月のホームガンバ大阪戦で2位につける蒼黒軍団を5-0という大差で打ち負かしリーグ最速となる4試合を残しての王座奪還を果たしました
リーグ戦88得点、得失点差+57、シーズン26勝、勝ち点83、敗戦3敗、2位ガンバとの差18ポイントなど過去の記録を大幅に塗り替える1年に
天皇杯もルーキー最多得点記録を樹立した三笘の得点で優勝しクラブのバンディエラ 中村憲剛選手の引退に華を添えました

迎えた2021年シーズンはその憲剛さんやアンカーのポジションで攻守に圧倒的存在感を示した守田選手、リーグ戦では1ゴールに終わるも持ち味のドリブルで手を焼かせた斎藤学選手が退団
しかし、その他の選手は軒並み残留しそのスカッドにグランパスから広大な視野を持ちボールを配給できるシミッチ選手や抜群のパスセンスで攻撃を演出する小塚選手を大分トリニータから獲得しました
守田の抜けたアンカーはシミッチや田中碧選手、大島選手や松本山雅から加入の塚川選手辺りで上手くローテーションしていくでしょう
また、アビスパ福岡で11得点と結果を残しレンタルから復帰した遠野選手は素早い背後への抜け出しとスピードを生かしたドリブルが武器で3トップのどのポジションでも起用できるのも⭕ですね

(2020/10 ベスト電器スタジアムにて撮影)

昨年圧倒的な成績を残したことで今季は開幕から各チームが(ストップ・ザ・フロンターレ)を掲げて全力で勝利を阻止してくることが予想されます
そんな状況でも(自分達のフットボール)を貫き通しリーグ戦連覇だけではなく国内タイトル総なめ、そして今までなかなか結果を残せていないアジアでの挑戦 
(国内専門)と揶揄されることもあったフロンターレが真の日本の最強クラブになるためにも最高の2020から更なる進化が問われる2021年になるでしょう

注目選手→若手選手たち
昨年は5人交代という特殊なルールもあり鬼木監督は積極的に交代枠を使って流れを変えて拮抗したゲームをモノにすることが多かった印象です
三笘選手、旗手選手のルーキー二人の大活躍が目立ちその他にも田中碧選手、脇坂選手、宮代選手といった下部組織出身の選手たちの台頭、2019年の課題点だった右サイドバックの穴を埋めた山根選手の働き、ソンリョン選手、ダミアン選手、ジェジエウ選手の助っ人選手の貢献度、そして2017 2018の連覇を知る選手たち それらが全て噛み合っての圧倒的優勝
そんなフロンターレの更なるチーム力向上に必要なのは(底上げ)
今季その底上げを担うのが昨年出番に恵まれなかったり他のチームに移籍していた選手にかかっています

名前を挙げるなら4人
まず元々アタッカーながらプロ入り後はサイドバックに挑戦しレギュラー獲得を狙う2年目のイサカ・ゼイン選手
次に左利きのセンターバックで正確なフィードでゲームメイクも可能なこちらも2年目の神谷選手
3人目は今季加入のルーキー 高度なテクニックと状況判断能力でスタメン定着を狙う橘田健人選手
最後は上記で述べた遠野大弥選手

彼等がチームに上手くフィットして行けばもう(ターンオーバー)なんてないどこも手のつけられない末恐ろしいチームになりますね🐤

かつてACLとリーグ戦のタイトルを同時に手にしたことがないというジンクスがありますがそれを壊せるのしたら今のフロンターレが最も近いチームになるかな?と個人的には思います

等々力陸上競技場も素晴らしいスタジアムですし今年もガンバ大阪との対戦は11月とワクチン次第ですがコロナが蔓延しそうな秋から冬にかけての試合ですのでおそらく現地には行かないと思います
もしかしたらこれが2年連続の優勝決定戦に!
なることを期待したい2021年シーズンです

以上J1戦力分析 川崎フロンターレ編でした☆