地方開催ゲームを楽しもう! | ヒロミツDiary 〜更新は忘れた頃にやってくる〜

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福岡在住
Jリーグやプロ野球その他サブカルチャーまで様々なジャンルを取り上げていきます
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今日 明日行われるスワローズvsカープの2連戦は神宮球場ではなく 愛媛県松山市の松山坊っちゃんスタジアムで行われます
また先週の土曜 日曜に行われたホークスvsファイターズのゲームはそれぞれ 鹿児島県の鴨池球場 熊本県の藤崎台球場で行われ 地元の方々が多く足を運ばれたことかと思います
リーグの対戦が一巡した今週から長くて9月の始めまで こういった本拠地球場以外での地方ゲームが北は北海道旭川 南は沖縄県那覇市まで組まれることになります


例で言うと地域密着球団であるホークス ファイターズ イーグルスはそれぞれ 九州 道内 東北地方で年に4~5試合は試合を組んでいます
日本全土にファンが散らばってるであろうジャイアンツは 北関東シリーズ 九州シリーズなど 地方開催を定期的に開催し ファン層の拡大に努めています

中日ドラゴンズも愛知県内 また富山 石川などの北陸シリーズ を開催したり ベイスターズも神奈川県内以外に新潟でも数試合主催試合を開催しています
カープは広島県内の開催の他 こちらも新潟 富山などの北陸シリーズを開催した実績があり 昨年は米子市で 今年も長野市で地方開催を組むなど 現在の球団人気を後押しすべく 地方ファンを取り込む作戦に出ました


地方開催ゲームをあまりしないのはタイガースとマリーンズの2球団
タイガースは年に1、2試合は岡山県倉敷市で試合を行うことはありますが capacityが良く 売上が見込める甲子園球場を持ち 殆どのファンが関西地方に集中しているメリットを考えれば わざわざ観客収容が減ってしまう地方巡業を行うリスクは考えないかと思います

マリーンズに至ってはここ数年 12球団で唯一地方開催ゲームを主催していない球団となってます
1990年代後半から地道にコアなファンを増やし 2005年の日本一から メディアにも支持されていたファンサービスやチームの戦力で 観客動員を維持 も2009年の9.27事件で大きなダメージを背負い 翌年日本一になり観客動員はかろうじて持ち直すも
2011年以降のチームの戦いぶり また球場におけるエンターテイメントの欠如 なども響いてか 昨年12球団最低の観客動員記録チームとなりました
したがって 普段からマリンフィールドを満員に出来ないのに コストがかかる地方試合を開催したところで営業的に赤字になるということです


かつては積極的に行われていた地方ゲームも今では1球団辺り4~5試合程 一番多く行っているジャイアンツも昔に比べれば試合数を減らした方です

地方で開催することにより その地域のファンを本拠地球団に足を運んで貰う またプロ野球が根付いていない地域に根を伸ばし ファン拡大を図るなどが目的でしたが 地域密着球団が増えた今 ではそこからのファン拡大も難しくなり
地方遠征による選手の疲労度が増えます
見に行く我々ファンにとってはこういう地方ゲームは魅力的なものですが 実際に試合をする選手の人たちにとってはどう見ているのか 気になりますね

最後に上記でマリーンズはここ数件 地方開催を行っていないと明記しましたが
この春開通した北陸新幹線の誕生で近いうちにも地方開催として北陸でのゲームが行われるかもしれません
レギュラー選手である角中は石川県七尾市出身 侍ジャパンの守護神でもあるクローザーの西野は富山県高岡市出身 新人王を取った石川歩も富山県魚津市
今季復活にかける(国宝)こと大松も石川県金沢市出身と マリーンズに所属している選手は北陸出身者が多く 心待ちにしてるファンも大勢いるはず
元々コアなマリーンズファンは地方開催試合には数多く駆けつけることでも知られています 今年行われた小牧でのオープン戦も平日にも関わらず ライトスタンド以上にレフトスタンドの密集率は高く 昨年(鷹の祭典)として行われた北九州市民球場での試合でも205という大変狭かったビジター席を確保出来なかったマリーンズファンの人たちは外野立ち見席で応援し その列はとても多く密集してたものです

地方開催ゲームは一度行くとその魅力を感じれるので 是非行かれてみては如何でしょうか?