やっぱり100冊読了 | 徒然逍遥 ~電子版~

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「行政書士ができる往年の映画ファン」のブログ
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こんにちは。行政書士もできる往年の映画ファンgonzalezです。
訪問ありがとうございます。



今年初のブログです。大分さぼりましたね。こんなのは初めてです。
遅ればせながらの話題ですが昨年末に何と大滝詠一氏が亡くなりましたね。これには吃驚です。「はっぴいえんど」のメンバーとして記憶している年齢層の方々も多いことでせう。
あの独特の歌声と聞いて一発でわかる楽曲も懐かしいです。


幸せな結末→http://www.youtube.com/watch?v=q3Sw5_gtYwA

熱き心で→http://www.youtube.com/watch?v=PHukigfNawI

さてさて、記録を確認したら昨年も読書数100冊突破していました(130いきました)。


特徴としては歴史・考古学系が14冊にのぼったこと。ほとんどが新書版でした。これらの類は10年20年前と比べると様々な発見により認識が変化しますので新しい情報を上書きする必要あります。
でも1965年発行1972年版の『古墳の発掘』というのを読み返してみました。その後著者の森浩一氏が亡くなりましたので感慨深いものがあります。
やはり彼の著書『倭人伝を読みなおす』も面白かったですね。


倭人伝を読みなおす

『天皇陵の誕生』『天皇陵の謎』『古墳とヤマト政権』『出雲と大和』『未盗掘古墳と天皇陵古墳』なども大変興味深く読了できました。


未盗掘古墳と天皇陵古墳

『岸信介-権勢の政治家-』『悪と徳と岸信介と未完の日本』『絢爛たる悪運 岸信介伝』と毀誉褒貶の激しい“昭和の妖怪”岸信介にまつわる書籍を年の初頭に集中して読了。
日米安保条約も今となっては一つのツールとして有用とみなされていますね。1960年当時の騒ぎがウソのようです。


絢爛たる悪運-岸信介伝

10月以降は珍しくビジネス書が集中。どうしても必要に迫られてのこと。今まではこの手の書籍は全く手に取ったことが無いといっていいほどでした。なので10冊近く読むのは稀なことです。が、思ったより気付きが得られることに気付き(?)ましたので今後も選択肢の一つにします。
そういや『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』も遅まきながら目を通しました。


もしドラ

その時期はこれら仕事上の調べものに追われて読書数が大激減。失速しました。
あとはいつものように映画漱石関連書で埋め尽くされていますね。


漱石書簡集 七つの顔の漱石

ローマの休日を仕掛けた男 俺は死ぬまで映画を観るぞ


ルイス・ブニュエル

間をぬって常連の温泉関連本が目立ちます。わけても『温泉権論』なる書籍は本格的な学術書っぽくて珍しいものです。
源泉権と源泉地盤所有権は別物であることが明確に論述されており理解を助ける論でした。


温泉権論 温泉失格

みなかみ紀行


それとバーテンダー酒の話がちらほら。


ウィスキー粋人列伝

小説類は例によってほとんど読みませんが奥泉光は何冊か。小林信彦を2~3冊読了。


日本橋バビロン

ちょっと変わったところでは年頭に『知的生産の技術』を読んでみました。
次いで『「超」整理法』。つまりは作業効率の向上のため仕事場の整理をしたくて参考に目を通してみました。両方とも優れた内容に驚かされます。実行はというと?ですが(笑)


知的生産の技術 超・整理法


では、本日も最後までお読み下さりありがとうございました。

そして本年も何卒宜しく申し上げます。