『ジョジョの奇妙な冒険 Part3』再考～敵キャラ紹介・後編

こんにちは。行政書士もできる往年の映画ファンgonzalezです。
訪問ありがとうございます。

今回は敵する「スタンド」でタロット・カードが暗示する連中の残り半分を紹介しませう。

◆エンプレス（女帝）
本体は女性。エンペラーの後を引き継ぐ。ジョセフの腕に取り付き人面疽から成長する憑依型。タールで動きを封じられたうえでハーミット・パープルに絡め取られる。
※順序としてはホィール・オブ・フォーチュンの前に登場

　　　　　　　　　　　　　　　　*ここまで成長「チュミミ～ン」と叫ぶ*

◆ジャスティス（正義）
本体がJ・ガイルの母親エンヤ婆の霧状のスタンド。

相手に傷をつけその穴に霧状の糸を通して自在に操る。殴っても効果なし。だがスター・プラチナに吸い込まれて窒息。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　*街全体を幻として出現させた*

◆ラバーズ（恋人）
本体スティーリー・ダン。ミクロサイズのスタンド。飛行も可。人の脳幹部に入り込み殺害。ハイエロファント・グリーンに捕まりスター・プラチナにぶっ飛ばされて再起不能。

　　　　　　　　　　　　　　　　*使い手は「スティーリー・ダン（鋼入りのダン）」*

◆デス・サーティーン（死神）
本体は生後11か月の赤ん坊。相手の夢の中に出現し抹殺するスタンド。途中で目覚めても悪夢を思い出せない。

花京院のとっさの判断でハイエロファント・グリーンを夢の中に導き全員救出。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　*この赤ん坊がスタンド使い*

◆ザ・サン（太陽）
本体はカモフラージュした冷房車に身を隠す。激烈なエナジーで夜間でも一帯を高温度にし飛び道具で相手を牽制。死をもたらす。スター・プラチナの投石が命中しリタイヤ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　*本当に「太陽」の形状だ*

◆ジャッジメント（審判）
本体は地中に潜む。相手の願いを三つかなえると誘惑する。ポルナレフが妹の復活を望むが土人形だったうえ襲撃されて危機一髪。マジシャンズ・レッドにより退治。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　*三本指「Hail to you」と叫ぶぞっ*

◆ハイプリエステス（女教皇）
本体女性。遠隔操作型。鉱物・金属・ガラス・プラスティック・ビニール等の物体に化け見分けがつかない。鋭い爪は腕を切断する威力。スター・プラチナに前歯全部折られる。

　　　　　　　　　　　　　　　　*海岸から潜水艇の中まで遠隔操作*

以上がタロット・カード22枚が暗示する「スタンド」の紹介でした。

この中で一番恐ろしかったのは「デス13」。自分の夢の中で攻撃され防御の術無し。

睡眠中の精神を支配されスタンドを使えない状態に。スタンドにはスタンドでしか倒せぬためこれは最悪のシチュエーションです。しかも中途で目覚めても覚えていないのです。

さらにジョセフ一行全員が同じ夢の中に揃っており危うく一夜にして全滅寸前というきわどさでした。
唯一の解決策は入眠時あるひは気絶時にスタンドを出現させておくこと。こうすると夢中に導き入れることができて戦えるのです。

花京院のハイエロファント・グリーンが辛くも滑り込み対決。耳から体内に侵入し降伏させます。何しろ使い手は生後11か月の赤ん坊ですから殺害は躊躇われるところですね。

さて、『ジョジョの奇妙な冒険 Part3～スターダスト・クルセイダーズ』はこんなアイディアが目白押しの漫画です。
「スタンド」はその後もシリーズに登場し続けています。現在Part8が『ジョジョリオン』のタイトルで連載中とのこと。実は読んでいませんが。

では本日も最後までお付き合い下さりありがとうございました。

●『ジョジョの奇妙な冒険 Part3』再考～入門編

●『ジョジョの奇妙な冒険 Part3』再考～能力比較・分析編

●『ジョジョの奇妙な冒険 Part3』再考～敵キャラ紹介・前編

●『ジョジョの奇妙な冒険 Part3』再考～敵キャラ紹介・後編

徒然逍遥～電子版～